現地11月１日、ロサンゼルス・ドジャースは敵地ロジャース・センターで行なわれたトロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ第７戦で、延長11回の激闘の末に５対４で勝利。球団史上初となる２年連続のワールドシリーズ制覇を果たした。

　ドジャースは３回裏、先発の大谷翔平が１死一、三塁のピンチでボー・ビシェットに先制の３ランホームランを浴び、３点を失う苦しい立ち上がり。それでも、打線がつながり６回に２対３と１点差に迫ったが、その裏にリリーフ登板したタイラー・グラスノーが無死二塁からアンドレス・ヒメネスに適時二塁打を浴び、再びリードを広げられた。
  　３対４と１点を追う９回表、ミゲル・ロハスが起死回生の同点ホームランを放ち、試合を振り出しに戻すと、勝負は延長戦へ突入。11回表、２死無走者の場面で打席に立ったウィル・スミスが、ブルージェイズの救援シェーン・ビーバーの３球目のスライダーを完璧に捉え、レフトスタンドへ勝ち越しソロを叩き込んだ。

　その裏、ドジャース６番手の山本由伸がブラディミール・ゲレーロJr.に二塁打、アディソン・バーガーに四球を与え、無死一、二塁のピンチを迎えたものの、続くアレハンドロ・カークを遊ゴロ併殺に仕留めてゲームセット。ドジャースが５対４で逃げ切り、２年連続の世界一に輝いた。

　ドジャースの２年連続の世界一に日本人ファンも狂喜乱舞。ネット上には、以下のようにさまざまなコメントが上がった。

「鳥肌がすごい！」
「感動して泣けてくる」
「ヒリヒリして面白かった」
「すごすぎます」
「本当に素晴らしい試合だった」
「もうダメかと何度も思ったけど選手は誰も諦めてなかった！」

構成●THE DIGEST編集部

【動画】ドジャース、２年連続世界一が決まった瞬間