MLB選手会は現地11月2日、今オフにフリーエージェント(FA)となる選手137人を発表。2年連続ワールドチャンピオンに輝いたロサンゼルス・ドジャースからも7人がFAとなる。
米誌『Sports Illustrated』は7選手の去就を大予想。今季限りでの現役引退を表明しているクレイトン・カーショウ、今シーズン途中加入したものの1試合の登板にとどまったアンドリュー・ヒーニーは退団濃厚だという。
また昨オフに1年1700万ドル(約26億円=当時)で加入し、左の強打者として期待されながら打率.199、12本塁打、36打点、OPS.637と、低空飛行に終わったマイケル・コンフォートは「ロサンゼルスでは上手くいかなかった」として、再契約はないと示唆した。
救援投手も2選手がFAとなっている。昨オフに1年1300万ドル(約20億円=当時)で加入した元オールスター投手のカービー・イェーツは不振や怪我でポストシーズン出場ができないなど、「ロサンゼルスの最大の問題のひとつだった」と厳しい評価。マイケル・コーペックも同じく健康状態が良くなかったとして、再契約へ否定的な見方を示した。
一方で活躍した選手に目を向けると、ワールドシリーズ第7戦で9回に起死回生の同点ソロホームランを放ち、守備でもチームを支えたミゲル・ロハスについては、本人が来季限りでの引退を表明していると説明。「第7戦での英雄的な活躍の後、ドジャースがもう1年復帰させない理由はあるか?」と再契約は確実だと予想した。
逆に、ポストシーズン全試合に先発出場し、攻守で野球IQの高さを発揮したキケ・ヘルナンデスに関しては「2026年にはチームにいないかもしれない」と同誌は予想。ポストシーズンにめっぽう強く、チームの連覇に貢献した“ミスターオクトーバー”だが、レギュラーシーズンは93試合の出場で打率.203、10本塁打、OPS.621と低迷。ワールドシリーズでも打率.179と打撃面での苦戦が続いていた。「もしドジャースがロハスを復帰させる場合は退団濃厚だ」と、ムードメーカーの電撃退団を見通した。
来季はニューヨーク・ヤンキース以来となるワールドシリーズ3連覇を目指すドジャース。そのなかには、ロハスやK・ヘルナンデスら今季世界一の功労者の姿はあるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ロハスの9回起死回生ソロHR&第6戦を制したキケとの守備での好連携
      
            米誌『Sports Illustrated』は7選手の去就を大予想。今季限りでの現役引退を表明しているクレイトン・カーショウ、今シーズン途中加入したものの1試合の登板にとどまったアンドリュー・ヒーニーは退団濃厚だという。
また昨オフに1年1700万ドル(約26億円=当時)で加入し、左の強打者として期待されながら打率.199、12本塁打、36打点、OPS.637と、低空飛行に終わったマイケル・コンフォートは「ロサンゼルスでは上手くいかなかった」として、再契約はないと示唆した。
救援投手も2選手がFAとなっている。昨オフに1年1300万ドル(約20億円=当時)で加入した元オールスター投手のカービー・イェーツは不振や怪我でポストシーズン出場ができないなど、「ロサンゼルスの最大の問題のひとつだった」と厳しい評価。マイケル・コーペックも同じく健康状態が良くなかったとして、再契約へ否定的な見方を示した。
一方で活躍した選手に目を向けると、ワールドシリーズ第7戦で9回に起死回生の同点ソロホームランを放ち、守備でもチームを支えたミゲル・ロハスについては、本人が来季限りでの引退を表明していると説明。「第7戦での英雄的な活躍の後、ドジャースがもう1年復帰させない理由はあるか?」と再契約は確実だと予想した。
逆に、ポストシーズン全試合に先発出場し、攻守で野球IQの高さを発揮したキケ・ヘルナンデスに関しては「2026年にはチームにいないかもしれない」と同誌は予想。ポストシーズンにめっぽう強く、チームの連覇に貢献した“ミスターオクトーバー”だが、レギュラーシーズンは93試合の出場で打率.203、10本塁打、OPS.621と低迷。ワールドシリーズでも打率.179と打撃面での苦戦が続いていた。「もしドジャースがロハスを復帰させる場合は退団濃厚だ」と、ムードメーカーの電撃退団を見通した。
来季はニューヨーク・ヤンキース以来となるワールドシリーズ3連覇を目指すドジャース。そのなかには、ロハスやK・ヘルナンデスら今季世界一の功労者の姿はあるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ロハスの9回起死回生ソロHR&第6戦を制したキケとの守備での好連携




