同メディアによると、スアレスは2023年オフに5年総額4600万ドル(約70億円=当時)の大型契約を結んでおり、当初は27年までパドレスに所属する見込みだった。しかし今回、自らオプトアウト(契約破棄)条項を行使し、FA市場に参戦する決断を下したという。
この決断について、米誌『New York Post』のジョン・ヘイマン記者も「スアレスがパドレスとの契約を破棄し、新たな契約を求めてFA市場に向かうだろう」と伝えている。
34歳のスアレスは、今季のレギュラーシーズンで70試合に登板し、ナショナル・リーグ最多の40セーブを記録。防御率は2.97と安定した数字を残し、2年連続でオールスターにも選出された。
16年から21年にかけてはNPBの福岡ソフトバンクホークス、阪神タイガースでプレー。特に阪神に在籍した2年間(20年、21年)で67セーブを挙げ、メジャー昇格の足がかりをつかんだ。その後、21年12月1日にパドレスと契約した。
『MLB Trade Rumors』は「今オフのリリーフ市場は激戦が予想される。スアレスはデビン・ウィリアムズ(元ニューヨーク・ヤンキース)やライアン・ヘルズリー(元ニューヨーク・メッツ)と並び、トップクラスのクローザー候補として注目されている」と伝えた。
実績・安定感ともに群を抜く右腕の動向は、今オフのFA市場で大きな焦点となりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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