ワールドシリーズでロサンゼルス・ドジャースと激闘を繰り広げるも、惜しくも世界一には届かなかったトロント・ブルージェイズ。ファンの落胆も大きかったと想像されるなかで、トロント市長のSNS投稿が波紋を投げかけている。

  　ブルージェイズの本拠地、トロントの市長を務めるオリビア・チョウ氏が現地４日までに自身のインスタグラムを更新し、街中を自転車で走る３点の画像を公開。同氏はなんと、トロント市の旗が翻る街中をドジャースのユニホームを着用して自転車に乗っているのだ。

　チョウ市長はドジャースと、ロサンゼルスのカレン・バス市長を祝福しつつ、「ブルージェイズは毎イニング奮闘して、我々の街のチームワークを見せつけてくれた」などとチームの健闘を称賛。さらに、「バス市長、次のワールドシリーズでお会いしましょう。いつでも遊びに来てください。トロントでは、いつでも歓迎します」と親愛の意を込めたメッセージを綴った。

　この投稿には、「トロントを誇りに思う」「ナイスユーモア」「市長最高！ブルージェイズも最高！」などと共感する声の一方で、「なんでドジャース推しなの？」「あり得ないだろ」「彼女は何を着てるの？別の惑星から来たの？」「冗談だろ！」「からかってるの？正気？」「なんて冗談だ！あり得ない」と拒否反応を示すコメントも続々。チョウ市長としては、両チームの健闘を心から称えたかったのだろう。しかし、ライバルチームのユニホームを着用した写真は、地元ファンからは受けが悪かったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】非難する声が続出したトロント市長の投稿