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ブルペンの新戦力候補が浮上?「ドジャースは間違いなく積極的な補強に出る」米記者が断言「ニーズを満たす」

THE DIGEST編集部

2025.11.07

ドジャースへの移籍が噂されているレイズのフェアバンクス。(C)Getty Images

ドジャースへの移籍が噂されているレイズのフェアバンクス。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの補強の噂が、米国でひっきりなしに報じられている。とりわけ弱点と指摘され続けたブルペン陣には、大きな動きがありそうだ。

 米放送局『CBS Sports』のマイク・アクシサ記者は現地11月4日の記事で、オフシーズンに動きのある選手を列挙して、それぞれ移籍先を予想。そのなかで、タンパベイ・レイズの守護神ピート・フェアバンクスのドジャース行きに言及した。

 2026年のフェアバンクスとレイズの契約は、1250万ドル(約19.2億円)の球団オプション。アクシサ記者は、「新オーナーがチームの年俸を上げるかもしれないが、蓋を開けるまでわからない。ただ、レイズが1イニングしか投げないリリーフ投手に1250万ドルを支払うとは考えにくい。つまり、フェアバンクスは完全なトレード候補。26年オフにFAになり、年俸の額を踏まえればフェアバンクスの移籍先は、ドジャースやニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツといった大都市圏のチームになるだろう」と伝えた。

 
 この報道を受け、米誌『Sports Illustrated』でレイズを担当するニック・ジーグラー記者は11月5日に「ドジャースがレイズの救援投手を獲得する有力候補」と題した記事を公開。「フェアバンクスはドジャースのニーズを満たすだろう」と報じた。

「ロサンゼルスはワールドシリーズ連覇を果たしたものの、欠点がいくつもあり、完璧からは程遠いチームだった。ヤンキース以来の3連覇を目指すドジャースはこの冬、間違いなく積極的な補強に動くだろう」

 ジーグラー記者にとっても、31歳右腕の流出は既定路線に見えるという。「26年の年俸1250万ドルは、やはり高額。レイズがクローザーに1000万ドル以上を支払うとは考えづらく、トレードに出せば十分な見返りを得られる。総合的に考えれば、フェアバンクスのトレード放出は理に適っている」と、理由を説明した。

 25年シーズンのフェアバンクスは、61試合に登板して4勝5敗27セーブ、防御率2.83、投球回数60.1回。「ドジャースがフェアバンクスのような実力者を獲得すれば、ブルペンに強力な選択肢が生まれる」とジーグラー記者が見通すように、ブルペンに苦労したドジャースがリリーフ投手を獲得するのは間違いないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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