現地11月月４日、ロサンゼルス・ドジャースが優勝パレードとセレモニーを行なった翌日に、ひとりの救援右腕を解雇していた。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が報じた。

「『MLB.com』の取引記録によると、ドジャースが４日に右腕マット・サウアーを解雇した。ワールドシリーズを連覇し、球団史上９度目の優勝を祝ったパレードの翌日、フロントオフィスは仕事に戻った」

　26歳のサウアーは2017年のドラフト２巡目（全体54位）でニューヨーク・ヤンキースの指名を受け、メジャーデビューを飾ったカンザスシティ・ロイヤルズを経て、ヤンキースに戻った後、24年12月にドジャースとマイナー契約した。

  　３月に行なわれた東京シリーズ遠征にも帯同し、帰国後に傘下3Aのオクラホマシティ・コメッツに配属。昇格と降格を繰り返しながら、ドジャースでは10試合（29回２／３）に登板して２勝１敗、防御率6.37を記録した。3Aオクラホマシティでは、18試合に登板。計83回を投げて防御率5.86だった。

　サウアーの祖父は沖縄県の嘉手納基地に駐留した軍人で、母親は沖縄生まれと日本にゆかりのある投手だ。今後は新たな所属先を探すことになる。

構成●THE DIGEST編集部

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