GM会議に出席しているロサンゼルス・ドジャースのブランドン・ゴームズGMが現地11月11日、トミー・エドマンが右足首の手術を受ける予定だと明かした。米スポーツ専門メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者が報じた。

　エドマンは24年シーズンから右足首の違和感を抱えており、今シーズンも５月に炎症で10日間の負傷者リスト入り。８月には試合中のねん挫で再び戦線離脱した。ポストシーズンでは16試合の出場で２本塁打、８打点を記録してチームの連覇に貢献したが、足への負担が大きい外野ポジションを避ける状況が続いた。

　アルダヤ記者によると、エドマンはワールドシリーズ中に「残りの試合をプレーするのは全く問題ない。ポストシーズンを通じてかなり改善されて、今は本当に良い状況だ」と快方に向かっているとアピール。ただ、手術の必要性については「シーズンが終わってから検討する」と話していた。
  　エドマンの足首の怪我について、ゴームズGMは「長い間、悩ませられていた。彼（エドマン）はとてもタフで、チームのために出場を続けて素晴らしいプレーをしてくれた。来年は足首が問題にならないと願いたい」と続けた。

　アルダヤ記者によるとゴームズGMは、今回の手術でエドマンが再び外野守備を担えるようになると考えている。中堅手として出場できれば、ドジャースの課題となっている左翼手問題を解決できる可能性があるためだ。

　来週に手術を受けるエドマンは、26年のスプリングトレーニングには間に合うと予想されている。そのため３月のWBCへの出場は難しい状況で、代表入りを期待していた韓国代表には大きな打撃となりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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