オフシーズンを迎えてさまざまな移籍の噂が報じられているなか、ニューヨーク・ヤンキース専門メディア『Yanks Go Yard』が、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMに釘を刺した。
「1998年からGM職にあり、長年にわたって球団のかじ取りを担っているキャッシュマンには、ある種の傾向が染みついている。いいものもあれば、ファンが頭を掻きむしりたくなるようなものも多い。実際、ファン・ソトのトレードで得られたおまけのトレント・グリシャムにクオリファイング・オファーを提示するなど、今年も不吉なスタートを切っている。チームの課題が山積するなか、キャッシュマンGMが"お決まりの罠"にはまるようなら、26年はブロンクスにとって長く苦しいシーズンになるだろう」
このようにキャッシュマンGMの動きを憂いた同メディアは、「今オフにヤンキースが避けるべきFA選手」と題した記事を公開。そのなかで、埼玉西武ライオンズからメジャーに挑戦する今井達也の名前を挙げた。
「今オフ最大の課題は、先発投手の補強だ。ポストシーズンの山本由伸の活躍を受けて、キャッシュマンGMは山本争奪戦に敗れた名誉を挽回するために、今年の日本最高投手の今井に目を向ける可能性がある。山本の12年3億2500万ドル(当時約465億円)ほどではないにせよ、評論家たちは今井の額を1億5000~6000万ドル(約232~247億円)規模になると予想している。『The Athletic』のジム・ボウデン記者はローテーションの中盤を担うイニングイーターと今井を評価した。しかし、その金額に見合うかは疑問だ」
続けて同メディアは、「最速99マイル(約160キロ)を投げる今井はさておき、今回の流れは、井川慶の悪夢を思い出さずにはいられない。ヤンキースは2006年11月、大きな注目を集めた松坂大輔との契約を逃した直後、井川に方向転換。日本人FA投手を獲得したいプレッシャーは、キャッシュマンGMにとって無名の選手に高額(5年総額2000万ドル=当時約31億円)を費やすほど大きかったのかもしれない」と回顧した。
メジャー通算8年で56勝を挙げた松坂に対し、井川はメジャー実働2年で通算2勝4敗。のちにキャッシュマンGMが「井川の獲得は失敗だった」と振り返ったケースを、同メディアは懸念しているのだ。
かつて松坂を獲得できずに井川と契約したヤンキースが、今度は山本を逃した後に、今井の獲得に動くのか。同メディアは「ヤンキースの投手陣に必要なのは、"未知の力"ではなく"安定"だ」とまとめ、メジャー実績のある投手の補強を望んだ。
構成●THE DIGEST編集部
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「今オフ最大の課題は、先発投手の補強だ。ポストシーズンの山本由伸の活躍を受けて、キャッシュマンGMは山本争奪戦に敗れた名誉を挽回するために、今年の日本最高投手の今井に目を向ける可能性がある。山本の12年3億2500万ドル(当時約465億円)ほどではないにせよ、評論家たちは今井の額を1億5000~6000万ドル(約232~247億円)規模になると予想している。『The Athletic』のジム・ボウデン記者はローテーションの中盤を担うイニングイーターと今井を評価した。しかし、その金額に見合うかは疑問だ」
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メジャー通算8年で56勝を挙げた松坂に対し、井川はメジャー実働2年で通算2勝4敗。のちにキャッシュマンGMが「井川の獲得は失敗だった」と振り返ったケースを、同メディアは懸念しているのだ。
かつて松坂を獲得できずに井川と契約したヤンキースが、今度は山本を逃した後に、今井の獲得に動くのか。同メディアは「ヤンキースの投手陣に必要なのは、"未知の力"ではなく"安定"だ」とまとめ、メジャー実績のある投手の補強を望んだ。
構成●THE DIGEST編集部
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