大谷翔平の偉業が、2025年の「伝説的瞬間」だ。

　現地11月12日、MLB公式SNSが「レジェンダリー・モーメント・オブ・ザ・イヤー（伝説的瞬間）」に、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第４戦で見せた大谷の異次元パフォーマンスを選出した。

　ミルウォーキー・ブルワーズと対戦した優勝決定シリーズ第４戦で先発マウンドに上がった大谷は、無死一塁から２番ジャクソン・チョーリオ、３番クリスチャン・イェリッチ、４番ウィリアム・コントレラスを連続三振。直後の裏の攻撃で、446フィート（約135.9メートル）の豪快な先頭打者アーチを放って見せた。

　第２打席で四球を選ぶと、第３打席では469フィート（約142.9メートル）の特大アーチを打ち込み、投げては７回途中に降板するまで、100球、被安打２、10奪三振、３四球、無失点と快投。降板した直後に回ってきた第４打席でも、ソロ本塁打を放って見せた。

　投手としてポストシーズン２勝目を挙げ、打者として３打数３本塁打、１四球。二刀流として披露した最高のパフォーマンスは、まさに「伝説的瞬間」だった。

  　大谷の受賞に米ファンも「当然の結果だ」「史上最高のパフォーマンス」「ショウヘイは勝利のためにすべてを捧げた」「伝説的という言葉では言い表せない」と納得。「ヤンキースファンだが、彼を世界最高の選手だと認めた瞬間だった」と、他球団ファンからの称賛の声も挙がった。

「映画のようなプレー」「壮大なパフォーマンス」「あらゆるスポーツの歴史を見ても前代未聞」「同じことをできる選手は他にいないし、今後も出てこない」「まさに最高のショーだった」「私たちの時代のベーブ・ルース」「こんなプレーは二度と見られない」

　大谷の歴史的パフォーマンスは、米ファンの心にも突き刺さった。

構成●THE DIGEST編集部

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