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MLB

シャーザー、バシット、ドミンゲスがFAに…WS制覇を目指すブルージェイズ、地元メディアが補強ポイントを考察「最も現実的なシナリオは…」

THE DIGEST編集部

2025.11.13

今季のポストシーズンで快進撃を見せたブルージェイズ。来季へ向けて投手陣の補強が課題だ。(C) Getty Images

今季のポストシーズンで快進撃を見せたブルージェイズ。来季へ向けて投手陣の補強が課題だ。(C) Getty Images

 今季、最後までMLBを沸かせたトロント・ブルージェイズは、オフシーズンも大きな注目を集める存在だ。例年、ストーブリーグでは大物選手獲得に向かう積極的な働きかけが話題となってきた。また、ポストシーズンではロサンゼルス・ドジャースとワールドシリーズ(WS)の舞台で激闘を演じており、来季へのチーム強化には、これまで以上に関心が寄せられるはずだ。

 
 球団の地元メディア『SPORTS NET』がブルージェイズの現在のチーム状況から、補強の方向性について考察を行なっている。

 11月12日配信の記事で同メディアは、「オフの最大の課題は投手補強」であると主張。クリス・バシット、マックス・シャーザーがそれぞれFAとなったことで、「先発ローテーションの穴を埋めることが優先事項だ」と見込んでいる。

 その他にも、ケビン・ゴーズマンとシェーン・ビーバーがともに2026年終了後でFA、またホセ・ベリオスも同じタイミングでオプトアウトできる状況であるとして、「来季以降のローテーションを支える“柱”となる一流投手を追うのは理にかなった動きだ」と論じている。

 同メディアは、「現状で最も現実的なシナリオは、ゴーズマン、ビーバー、ベリオスと、トレイ・イェサベージに次ぐ、もうひとりの先発投手を補強するというものだ」と訴えるとともに、救援投手補強にも言及。「それ(先発投手補強)以上に重要なのは、三振を奪えるリリーフ投手の獲得だ。特にハイレバレッジ(重要な場面)で投げられる終盤リリーフを補強し、FAとなったセランソニー・ドミンゲスの穴を埋める必要がある」と続けた。

 また今回のトピックでは、オフの移籍市場においてブルージェイズが決して、「切羽詰まっている状態ではない」などと同メディアは指摘する。シーズン途中でウラジミール・ゲレーロJr.との契約延長を成立させた動きなど、「すでに大きな補強をいくつか済ませている」と評しながら、WS出場チームである立場も踏まえ、「“慌てず着実に補強を進める”球団として表現するのが正確だろう」などと見解を示している。

 そしてもちろん、FA市場で打者の獲得への動きも求めており、「理想を言えば、ブルージェイズは打線にインパクトのあるバッターを加えつつ、投手陣にも有意義な補強を実現したいところだ」などと結論付けている。

 今季、ドジャースの前に涙を飲んだブルージェイズは、雪辱を期す来季に向け、果たしてどのようなラインナップを揃えるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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