22歳の大卒ルーキーが、JAPANのクリーンナップに名を連ねた。
野球日本代表「侍ジャパン」は、11月15日と16日に東京ドームで開催された「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」で韓国と対戦。1勝1分けだった。
今シリーズで、存在感を示したのが千葉ロッテマリーンズの西川史礁だった。7番レフトでスタメンだった第1戦でともに初球を捉えて2点タイムリー二塁打など2安打をマークすると、2戦目には5番打者に抜擢される。5打数1安打に終わったが、5回の第3打席ではピッチャー強襲の打球を放つと一塁にヘッドスライディングして安打をもぎ取った。
2戦目の安打時の判断を「もう、セーフになりたいと気持ちだけでした」と振り返った西川は、今シリーズを通じて足りない部分を痛感したという。
「自分の課題が見つかりました。この冬のオフシーズンで、もっと、1段階、2段階、成長した姿で戻れるように。今はそれだけしか考えていないです」
報道陣から課題とは何かと問われると、打撃面での確実性を挙げた。
「1球で仕留められなかったり、打席で力が入った時にバットが外回りして、バットを折られるのは、これまでも何回もあったので、そういうミスは減らしていかないといけないです」
周囲から見ているとアピールに成功したようにも思えるが、本人はそうは思っていないようだ。「できるところはありましたけど」とし、こう続けた。
「ミスの方が自分自身、よく頭に残っているので、満足せず、まだまだ頑張りたいです。(点数は)50点ぐらいですね」
青山学院大時代から侍ジャパンに選ばれている井端弘和監督の秘蔵っ子と言える存在。今後の成長にも注目だ。
取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)
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2戦目の安打時の判断を「もう、セーフになりたいと気持ちだけでした」と振り返った西川は、今シリーズを通じて足りない部分を痛感したという。
「自分の課題が見つかりました。この冬のオフシーズンで、もっと、1段階、2段階、成長した姿で戻れるように。今はそれだけしか考えていないです」
報道陣から課題とは何かと問われると、打撃面での確実性を挙げた。
「1球で仕留められなかったり、打席で力が入った時にバットが外回りして、バットを折られるのは、これまでも何回もあったので、そういうミスは減らしていかないといけないです」
周囲から見ているとアピールに成功したようにも思えるが、本人はそうは思っていないようだ。「できるところはありましたけど」とし、こう続けた。
「ミスの方が自分自身、よく頭に残っているので、満足せず、まだまだ頑張りたいです。(点数は)50点ぐらいですね」
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