メジャーリーグでも活躍した野球解説者の福留孝介氏が11月16日、日本テレビ「Going! Sports＆News」に出演し、来年３月に開催されるワールドベースボールクラシック（WBC）に出場する侍ジャパンのメンバーを予想した。

　福留氏は、気になる侍ジャパンの予想オーダーについて、次のような見解を示した。
  １番・ＤＨ　大谷翔平
２番・二塁　牧秀悟or中野拓夢
３番・右翼　鈴木誠也
４番・一塁　岡本和真
５番・三塁　佐藤輝明
６番・中堅　森下翔太
７番・左翼　吉田正尚 or 近藤健介 or 万波中正
８番・遊撃　源田壮亮 or 宗山塁
９番・捕手　坂本誠志郎

　まず大谷を１番に置いたことについて、福留氏は「打席が１番多く回ってくる。１番を打ち慣れているし、そういう意味では大谷選手の邪魔をしないかな」と普段通りのプレーを求めると、ポイントになる選手として３番の鈴木を挙げ、「大谷選手の出塁率が上がってくると思うので、そうなった時にある程度鈴木選手が頑張ってくれると思う」と述べ、大谷が出塁し鈴木が返すという攻撃パターンに大きな期待を寄せた。

　さらに、連覇への切り札として攻撃面では、周東佑京を挙げ、「足のスペシャリストが必要だと思う。牽制できる回数が決まっているし、ここ一番でランナーが出て１点取ったらという時には周東選手の足は大きな武器になる」と指摘。また守備面では左の中継ぎ投手として最速160キロをマークする西武の21歳・羽田慎之介を挙げ、「中継ぎでショートイニングでもいいからという投手が一人欲しい。強豪国には左の強打者も多いので、そこに当ててもいい」と見解を述べた。

構成●THE DIGEST編集部

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