☆悔しさの残るプロ13年目シーズン
「チームとしてもリーグ優勝できませんでしたし、個人としても1年間完走できなかった。非常に悔しく思っています」
6年契約の4年目を終え、現状維持の2億でサインした宮﨑敏郎はプロ13年目のシーズンを振り返り、悔しさを滲ませた。
今季は5月2日に登録抹消。ここまで22試合で打率.230、0本塁打、5打点と結果を残せなかったが、16日に再登録されると一気に本来の姿を取り戻し、5月は打率.429、1本塁打、8打点と復活した。6、7月はともに打率.230台ながらも3割近い出塁率でチームに貢献すると、8月には打率.318、5本塁打、15打点と打線の中心として機能した。しかし9月2日に右膝靭帯損傷で戦列を離れると、ポストシーズンにも間に合わずこのまま宮﨑のシーズンの幕は降りた。
最終的な成績は2016年から続いていた100試合出場も途切れる95試合出場に留まり、打率も.277で10年ぶりに.280を切った。また6本塁打、39打点も天才の名を恣にしたバットマンには物足りない数字に映った。シーズンイン直後は「春先は自分の感覚も良くて」と納得の形でスタートを切ったとしながら「そこから少し悪くなって、ファームに行っていた期間もありました」と思うようにいかなかったことを憂う。そのポイントを踏まえ「その波、幅をなるべく少なくしたいですね」と来季への改善を図る方向性を示した。
また今年限りで退陣した三浦大輔監督にも言及。「監督のもとで野球ができたことは本当に勉強になりましたし、ずっと三塁のポジションを守らせていただいて本当に感謝しています」と5年間の日々を回想。昨年は日本一を達成したが「リーグ優勝して三浦監督を胴上げしたかったという思いはありましたね」と、最大の目標だったセ・リーグ制覇を果たせなかった現実に、無念さを表した。
来シーズンはコーチとして4年間携わった相川亮二新監督が就任することが決定。キャッチャー出身ということもあり”バッテリーを中心にして、当たり前のプレーを当たり前にできるチームに”をスローガンに掲げていることには「それはもう監督が言われている通りだと思います。僕もそういうイメージです」と凡事徹底のうえ、チーム全体を引き上げるポリシーは、自らの思いと一致すると言い切り共闘を誓った。
☆サードへのこだわり
自身が離脱中には筒香嘉智がホットコーナーを守り、ドラフトでも1位の小田康一郎を筆頭に、3位で宮下朝陽、5位でも成瀬脩人と大卒、社会人の内野手を指名。さらには現在行なわれている秋季トレーニングでは、度会隆輝がサードに挑戦と競争が激化することが予想される三塁の守備位置。だがそこは2017年にサードのレギュラーを掴み取り、首位打者も獲得しDeNA初の日本シリーズ進出に貢献して以降、誰にも受け渡していないポジションでもある。そのうえ2018年と2023年にはゴールデングラブ賞も受賞と守備での評価も高いことも相まってか「こだわりはあります!」とキッパリ。計5回マークしている3割へのこだわりは「ない」としながらも、ポジションは渡す気はないと言い切った。
“サードで一年間レギュラー”を目指し、迎える来シーズン。現在怪我をした右膝は「リハビリも卒業していますし、もう普通に動けています」と経過は良好だ。ただし「怪我をしたところはあるので、強化も含めて例年よりはランニングの量は増えるのかなと思います。しっかりとキャンプインに向けて動けるような身体作りをしていきたいというのを、メインに考えてやっていきます」と前を見据えた宮﨑敏郎。ハマのプーさんは来季こそ、万全のコンディションでチームを頂きに導く。
取材・文●萩原孝弘
【画像】J-POPに合わせ侍JAPANを応援!台湾チアの厳選ショットを公開!!
【画像】内田有紀、上戸彩、川口春奈、山下美月、森香澄、韓流アイドル…可憐なユニホーム姿が眩しい! 華やかに“始球式”を彩った美人女優&タレントたちを大特集!
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も
「チームとしてもリーグ優勝できませんでしたし、個人としても1年間完走できなかった。非常に悔しく思っています」
6年契約の4年目を終え、現状維持の2億でサインした宮﨑敏郎はプロ13年目のシーズンを振り返り、悔しさを滲ませた。
今季は5月2日に登録抹消。ここまで22試合で打率.230、0本塁打、5打点と結果を残せなかったが、16日に再登録されると一気に本来の姿を取り戻し、5月は打率.429、1本塁打、8打点と復活した。6、7月はともに打率.230台ながらも3割近い出塁率でチームに貢献すると、8月には打率.318、5本塁打、15打点と打線の中心として機能した。しかし9月2日に右膝靭帯損傷で戦列を離れると、ポストシーズンにも間に合わずこのまま宮﨑のシーズンの幕は降りた。
最終的な成績は2016年から続いていた100試合出場も途切れる95試合出場に留まり、打率も.277で10年ぶりに.280を切った。また6本塁打、39打点も天才の名を恣にしたバットマンには物足りない数字に映った。シーズンイン直後は「春先は自分の感覚も良くて」と納得の形でスタートを切ったとしながら「そこから少し悪くなって、ファームに行っていた期間もありました」と思うようにいかなかったことを憂う。そのポイントを踏まえ「その波、幅をなるべく少なくしたいですね」と来季への改善を図る方向性を示した。
また今年限りで退陣した三浦大輔監督にも言及。「監督のもとで野球ができたことは本当に勉強になりましたし、ずっと三塁のポジションを守らせていただいて本当に感謝しています」と5年間の日々を回想。昨年は日本一を達成したが「リーグ優勝して三浦監督を胴上げしたかったという思いはありましたね」と、最大の目標だったセ・リーグ制覇を果たせなかった現実に、無念さを表した。
来シーズンはコーチとして4年間携わった相川亮二新監督が就任することが決定。キャッチャー出身ということもあり”バッテリーを中心にして、当たり前のプレーを当たり前にできるチームに”をスローガンに掲げていることには「それはもう監督が言われている通りだと思います。僕もそういうイメージです」と凡事徹底のうえ、チーム全体を引き上げるポリシーは、自らの思いと一致すると言い切り共闘を誓った。
☆サードへのこだわり
自身が離脱中には筒香嘉智がホットコーナーを守り、ドラフトでも1位の小田康一郎を筆頭に、3位で宮下朝陽、5位でも成瀬脩人と大卒、社会人の内野手を指名。さらには現在行なわれている秋季トレーニングでは、度会隆輝がサードに挑戦と競争が激化することが予想される三塁の守備位置。だがそこは2017年にサードのレギュラーを掴み取り、首位打者も獲得しDeNA初の日本シリーズ進出に貢献して以降、誰にも受け渡していないポジションでもある。そのうえ2018年と2023年にはゴールデングラブ賞も受賞と守備での評価も高いことも相まってか「こだわりはあります!」とキッパリ。計5回マークしている3割へのこだわりは「ない」としながらも、ポジションは渡す気はないと言い切った。
“サードで一年間レギュラー”を目指し、迎える来シーズン。現在怪我をした右膝は「リハビリも卒業していますし、もう普通に動けています」と経過は良好だ。ただし「怪我をしたところはあるので、強化も含めて例年よりはランニングの量は増えるのかなと思います。しっかりとキャンプインに向けて動けるような身体作りをしていきたいというのを、メインに考えてやっていきます」と前を見据えた宮﨑敏郎。ハマのプーさんは来季こそ、万全のコンディションでチームを頂きに導く。
取材・文●萩原孝弘
【画像】J-POPに合わせ侍JAPANを応援!台湾チアの厳選ショットを公開!!
【画像】内田有紀、上戸彩、川口春奈、山下美月、森香澄、韓流アイドル…可憐なユニホーム姿が眩しい! 華やかに“始球式”を彩った美人女優&タレントたちを大特集!
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も
関連記事
- 「まさかの馬主役で登場!?」DeNA元監督の三浦大輔、“日曜劇場の主演俳優”と遭遇「毎週見てるよ」 意外な2S写真に反響!「実は出演しちゃったり?」
- 【画像】あのちゃん登場にハマスタ熱狂! 見事なノーバン投球を連続写真で
- 【ドラフトでDeNAが狙うべき選手】筒香、宮﨑の後継者となり得る強打の三塁手獲得が課題。手薄な左腕も補強したい<SLUGGER>
- 【DeNAのドラフト1位・小田康一郎ってどんな選手?】同じ青山学院大の先輩・吉田正尚並みの打撃センスを誇る左の強打者は“ポスト宮崎”の後継者にも浮上<SLUGGER>
- 【DeNAのドラフト2位・島田舜也ってどんな選手?】最速155キロを誇るスケール感満載の右腕は苦難をたくましく乗り越えるハートの強さも魅力<SLUGGER>




