現地11月18日、シカゴ・カブスは今永昇太がクオリファイング・オファー(年俸2202万5000ドル=約37億円=の1年契約)を受け入れたと発表した。
カブスは今オフ、2年目のシーズンを終えた今永に対して、5年目までの球団延長オプションを拒否。これによって発生した1年1525万ドル(約23.4億円)の選手オプションを今永側が行使しなかったことで、今永のカブス退団が決まった。
ただ、カブスはその後、今永側にQOを提示。これを今永が受け入れたことで、26年もカブスでプレーすることになった。一方でカイル・タッカーはカブスからのQOを拒否して、FA市場に出ていく決断を下したという。
一般的に最終所属球団がFA選手に送るQOは、あまり合意に達することがない。FA選手は市場に出た方が、長い契約年数と年俸を得られるケースが多いからだ。その点で言えば、タッカーの決断は当然の行動で、受け入れた今永の決断がレアケースとなる。
こうした背景もあって、シカゴ放送局『Marquee Sports Network』は、「今永の決断は少し衝撃的だった」と報道。「2012年にQO制度が導入されて以来、1年契約を受け入れたのは、今永で157人中18人目。今オフでは、グレイバー・トーレス(タイガース)、ブランドン・ウッドラフ(ブルワーズ)、トレント・グリシャム(ヤンキース)もQOを受け入れた」と伝えた。
「32歳の今永は、シーズン最後の6試合で12本塁打を許し、ポストシーズンでは2試合(うち1試合は先発)で6.2イニングを投げて、3本塁打・6失点。衰えと年齢が重なり、カブスは完全なトレード拒否条項を含む今後3年の球団オプションを躊躇した」
このように25年シーズンの今永を振り返った同放送局は、一方で「26年シーズンでは、シカゴでの最初の1年半のような投手力を取り戻してほしい」と期待を込めた。
今永はルーキーイヤーの24年に15勝3敗、防御率2.91、WHIP1.02の好成績を残し、ナ・リーグのサイ・ヤング賞で5位に、新人王の投票で4位に入った。25年は25度の先発登板で9勝8敗、防御率3.73と数字を落としていた。
構成●THE DIGEST編集部
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一般的に最終所属球団がFA選手に送るQOは、あまり合意に達することがない。FA選手は市場に出た方が、長い契約年数と年俸を得られるケースが多いからだ。その点で言えば、タッカーの決断は当然の行動で、受け入れた今永の決断がレアケースとなる。
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今永はルーキーイヤーの24年に15勝3敗、防御率2.91、WHIP1.02の好成績を残し、ナ・リーグのサイ・ヤング賞で5位に、新人王の投票で4位に入った。25年は25度の先発登板で9勝8敗、防御率3.73と数字を落としていた。
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