ニューヨーク・メッツの千賀滉大がトレード移籍するかもしれない。現地11月19日、ニューヨーク放送局『SNY』のフィリップ・マルティネス記者が報じた。
「先発ローテーションの刷新を模索するメッツ、千賀をトレード対象の候補に」と題した記事で、マルティネス記者は「千賀がトレード交渉の対象になっているのは間違いない。リーグ全体で千賀への関心が高まっている。今後の活躍が期待でき、また絶好調時の投球を目の当たりにしているからだ」と伝えた。
「今オフ、メッツのローテーションは入れ替わるだろう。千賀がトレード移籍するのは確定ではないが、先発陣刷新の一環として、チームは千賀のトレードを計画している。彼はメッツでいいシーズンを送ってきたが、状況を変える時が来ていると考えるのは当然の流れ。だから千賀のトレードが成立するのに、何の障害もない」
2023年に５年総額7500万ドル（約102億円）でメッツに加入した千賀は、１年目に12勝７敗、防御率2.98と大活躍。新人王投票で２位に、またサイ・ヤング賞投票で７位に入った。しかし、24年は開幕前から故障に悩まされ、７月の初登板の一戦で左ふくらはぎを負傷。残りのシーズンを全休した。25年は22度の先発で７勝６敗、防御率3.02だった。
「メッツの先発陣には、デビッド・ピーターソン、ショーン・マナエア、クレイ・ホームズ、ノーラン・マクリーンらがいて、シーズン途中にメジャーデビューを果たしたブランドン・スプロートとジョナ・トンも高い評価を得ている。さらに先発投手を補強する場合、枠を確保するための動きが必要になってくる」
チーム状況の兼ね合いもあって、千賀がトレード候補に挙がっている状況だ。
構成●THE DIGEST編集部
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