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「直球はメジャーでも大きな武器」米メディアがMLB挑戦の今井達也を高評価! 菊池雄星、前田健太らと比較「キクチと同じくらい優秀であれば…」

THE DIGEST編集部

2025.11.21

来季はメジャー挑戦となる今井。(C) Getty Images

来季はメジャー挑戦となる今井。(C) Getty Images

 現地11月19日、米メディア『The Athletic』は「今井達也からコーディ・ポンセまでMLBのフリーエージェントでお買い得となる可能性がある4選手」と題した記事の中で、FAで獲得が可能なプレーヤーたちを紹介。その中で埼玉西武ライオンズからMLB入りを目指す今井達也について期待を込めた。
 
 西武加入9年目となる今季の今井は、パ・リーグで24試合に登板して10勝5敗と3シーズン連続二桁勝利を達成。防御率1.92を記録するなど好成績を残すと、シーズン終了後にポスティングシステムでのMLB挑戦を表明した。

 元シンシナティ・レッズGMで現在はアナリストを務めるジム・ボウデン氏が今井の予想契約金額を7年1億5400万ドル(約238億円)と予想。これに対して同メディアは「メジャーリーグで一度も投球経験のない選手にとっては安くはない」と言及。その上で日本での成績を加味して過去のメジャーリーガーたちと比較しながらこう評する。

「日本での彼の三振と四球を除いた成績は悪くはないが、素晴らしいというわけではなく、3年間で菊池雄星や前田健太と同程度で、年間の成績だけを見れば田中将大に近い。もし今井が田中(今井より3歳年下でMLBに移籍した)と同じくらい優秀であれば、今井は提示された金額以上の価値があるだろう」

 さらに「同程度」と評した菊池や前田のピッチングと比べつつ、「同じ年齢でNPBからMLBに移籍した菊池と同じくらい優秀であれば、やや高額だと感じるだろう。前田と同じパフォーマンスであればお買い得と言えるだろう」とも記述。「つまり、最低限の情報に基づく比較だけでも、今井はフリーエージェントで既に有力な選択肢に見える」として今井を高く評価した。

 また、今井の平均153キロ前後のストレートについても「低いアングルから繰り出される直球は予想以上に伸びがあり、高めのゾーンで効果があり、メジャーでも大きな武器になりそうだ」と評している。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「直球は大きな武器」球団新の自己最多17奪三振をマークしたシーン
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