今井達也に大きな注目が集まっている。
埼玉西武ライオンズは11月19日、今井のポスティングシステムによるMLB移籍について、NPBを通して申請を行ないMLB全球団に通知されたと発表した。交渉期限は現地東海岸時間で11月19日8時(日本時間19日22時)~2026年1月2日17時(同3日7時)。
今井のポスティングについては、多くの米メディアが報道。多くの球団が移籍先として噂されるなか、ニューヨークを拠点としたスポーツメディア『Empire Sports Media』のライアン・ガルシア記者が、「ヤンキース、日本人FA先発投手の獲得に本格参入」と報じた。
「今井がポスティングされ、ヤンキースを含めた複数球団が、彼と契約を結ぶための45日間が始まった。現状、多くの球団が興味を示すと言われている。ヤンキースのほかには、ニューヨーク・メッツ、ボストン・レッドソックス、トロント・ブルージェイズ、フィラデルフィア・フィリーズなど、東海岸のチーム名が多く挙がっている」
これまでヤンキースには、松井秀喜、黒田博樹、イチロー、田中将大らが在籍。その一方で、松坂大輔、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希といった日本人選手の獲得に乗り出すものの、それぞれ失敗に終わった過去もある。
そんなヤンキースが今オフに熱を上げているのが今井の獲得だ。「今井は日本人FA選手のなかでトップクラスと見られている。同じく今オフにメジャーに移籍する村上宗隆、岡本和真よりも高額契約を結ぶ可能性が高い。今井について私が理解しているのは、日本人選手の全員と契約できると言われているドジャースが、あまり関与していないと言われている点だ。聞いたところによると、今井本人もドジャースへの移籍にあまり関心がないようだ」と、ガルシア記者は今井の争奪戦で、ドジャースという最大の障害がないと認識しているようだ。
続けて「スコット・ボラス代理人のクライアントとして、どこかの球団と高額契約を結ぶだろう。27歳の若さと輝かしい経歴は、千賀滉大、今永昇太よりも安全な賭けであり、ヤンキースが9桁の金額でオファーを出す動機になるかもしれない」と記している。
ヤンキースは今オフに、先発陣の補強を狙っている。エースのゲリット・コールは25年3月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、カルロス・ロドンも10月に左肘の遊離骨と骨棘を除去する手術を受けており、それぞれ復帰は26年シーズンの5月頃と言われている。さらに7月にトミー・ジョン手術を受けたクラーク・シュミットの復帰時期はシーズン終盤という予想も出ている。
「米球界での今井の評判は、“先発2番手クラス”または“ローテーションの後ろ”といった声が挙がっている。しかし、突出した空振り率と独自のスライダーの組み合わせは、メジャーでも結果を出せるだろうと個人的に思っている。ヤンキースが獲得に乗り出すことは、争奪戦が本格化したいまでも変わりはない。ヤンキースはこれまで何度も日本人スター選手の獲得に失敗してきたが、今冬の今井のケースでは異なる結果を期待したい」
先発陣の層を厚くしたいヤンキースは地元メディアの記者が願うように、今井の争奪戦を制することができるか。
構成●THE DIGEST編集部
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埼玉西武ライオンズは11月19日、今井のポスティングシステムによるMLB移籍について、NPBを通して申請を行ないMLB全球団に通知されたと発表した。交渉期限は現地東海岸時間で11月19日8時(日本時間19日22時)~2026年1月2日17時(同3日7時)。
今井のポスティングについては、多くの米メディアが報道。多くの球団が移籍先として噂されるなか、ニューヨークを拠点としたスポーツメディア『Empire Sports Media』のライアン・ガルシア記者が、「ヤンキース、日本人FA先発投手の獲得に本格参入」と報じた。
「今井がポスティングされ、ヤンキースを含めた複数球団が、彼と契約を結ぶための45日間が始まった。現状、多くの球団が興味を示すと言われている。ヤンキースのほかには、ニューヨーク・メッツ、ボストン・レッドソックス、トロント・ブルージェイズ、フィラデルフィア・フィリーズなど、東海岸のチーム名が多く挙がっている」
これまでヤンキースには、松井秀喜、黒田博樹、イチロー、田中将大らが在籍。その一方で、松坂大輔、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希といった日本人選手の獲得に乗り出すものの、それぞれ失敗に終わった過去もある。
そんなヤンキースが今オフに熱を上げているのが今井の獲得だ。「今井は日本人FA選手のなかでトップクラスと見られている。同じく今オフにメジャーに移籍する村上宗隆、岡本和真よりも高額契約を結ぶ可能性が高い。今井について私が理解しているのは、日本人選手の全員と契約できると言われているドジャースが、あまり関与していないと言われている点だ。聞いたところによると、今井本人もドジャースへの移籍にあまり関心がないようだ」と、ガルシア記者は今井の争奪戦で、ドジャースという最大の障害がないと認識しているようだ。
続けて「スコット・ボラス代理人のクライアントとして、どこかの球団と高額契約を結ぶだろう。27歳の若さと輝かしい経歴は、千賀滉大、今永昇太よりも安全な賭けであり、ヤンキースが9桁の金額でオファーを出す動機になるかもしれない」と記している。
ヤンキースは今オフに、先発陣の補強を狙っている。エースのゲリット・コールは25年3月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、カルロス・ロドンも10月に左肘の遊離骨と骨棘を除去する手術を受けており、それぞれ復帰は26年シーズンの5月頃と言われている。さらに7月にトミー・ジョン手術を受けたクラーク・シュミットの復帰時期はシーズン終盤という予想も出ている。
「米球界での今井の評判は、“先発2番手クラス”または“ローテーションの後ろ”といった声が挙がっている。しかし、突出した空振り率と独自のスライダーの組み合わせは、メジャーでも結果を出せるだろうと個人的に思っている。ヤンキースが獲得に乗り出すことは、争奪戦が本格化したいまでも変わりはない。ヤンキースはこれまで何度も日本人スター選手の獲得に失敗してきたが、今冬の今井のケースでは異なる結果を期待したい」
先発陣の層を厚くしたいヤンキースは地元メディアの記者が願うように、今井の争奪戦を制することができるか。
構成●THE DIGEST編集部
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