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「非常に興味深い」村上宗隆&岡本和真、MLB公式のFA打者ランクでトップ10入り!「日本での大きな実績と将来性」「米球界へ適応の可能性が高い」

THE DIGEST編集部

2025.11.21

ともに今冬にポスティングシステムを利用してMLB移籍を目指す岡本(左)と村上(右)。(C)Getty Images

『MLB.com』が現地11月20日、「打者パワーランキング(FA編)」トップ10を発表。今オフにポスティングシステムを利用してMLB移籍を目指す村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)と岡本和真(読売ジャイアンツ)の名前が挙がった。

 有識者14人の投票をもとに、FA市場に出ている打者をバッティングの貢献で順位付け。記事を配信したアンドリュー・サイモン記者は、FA選手で再契約が決まったジョシュ・ネイラー(マリナーズ)、クオリファイング・オファー(QO)を受諾したトレント・グリシャム(ヤンキース)とグレイバー・トーレス(タイガース)らは除外したと伝えている。

 1位はナ・リーグの本塁打王に輝いたフィリーズのカイル・シュワーバー、2位にはカブスのカイル・タッカー、3位にはメッツのピート・アロンソがランクイン。その後、4位にボー・ビシェット(ブルージェイズ)、5位にコディ・ベリンジャー(ヤンキース)、6位にアレックス・ブレグマン(レッドソックス)が続く。

 そして7位に入ったのが村上だ。サイモン記者は「今オフの市場で最大の"不確定要素"かもしれない」と書き出し、こう続ける。
 
「ポスティング交渉期間は米東部時間12月22日午後5時(日本時間23日午前7時)まで。コンタクト面の課題がどう出るのか疑問も残るが、村上はまだ25歳で日本での大きな実績と将来性がある。ヤクルト時代の2022年の異次元の成績(長打率.710、56本塁打)は天井の高さを示し、負傷で出場が限られた25年(長打率.663、56試合で22本塁打)もそれを裏づける。1年後にこのリストを振り返ったとき、村上をトップにすべきだったと思うかもしれないし、トップ10の圏外と見るかもしれないし、その間かもしれない。どのように推移するか、非常に興味深い」

 さらに、8位のエウヘニオ・スアレス(マリナーズ)に次いで9位には岡本が名を連ねた。サイモン記者は「村上と同様に、岡本は日本で輝かしい実績を積み上げ、2025年は負傷で出場が限られた後、今オフにポスティングされた。ただし、共通点はそこまでだろう」とし、以下のように綴った。

「岡本は29歳の右打者で、派手さはやや劣る(それでも十分に優れている)が、より安定した実績を持つ。18~23年に6年連続で30本塁打以上、今季は出場69試合にとどまりながらも15本塁打、OPS 1.014を残した。ポテンシャルの上限は村上ほど高くないかもしれないが、26年に米球界へスムーズに適応できる可能性は高いと見られる」

 マリナーズのホルヘ・ポランコを10位としたランキングに、MLB未経験の村上と岡本がランクイン。メジャー屈指の強打者に挟まれたように、日本を代表するスラッガー2人に大きな注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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