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プロ野球

「球は見えていたんですけど…」清宮幸太郎が苦しんだ若手時代、一軍出場なしの4年目は「何をやっても上手くいかない」

THE DIGEST編集部

2025.11.24

25年シーズンに自身初の100安打超えを果たした清宮。写真:鈴木颯太朗

25年シーズンに自身初の100安打超えを果たした清宮。写真:鈴木颯太朗

 北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎が、球団OBで野球解説者の杉谷拳士氏のYouTubeチャンネル番組で、若手時代の苦悩を振り返った。

 早稲田実高で通算111本塁打を放ち、2017年のドラフト会議で7球団から1位指名を受け、抽選で交渉権を得た日本ハムに入団。高卒1年目から53試合に出場して7本塁打を放ち、本人は「いま思えば順調でしたね」というが、入団当時は高校野球とプロの違いに戸惑っていた。

「最初はバットですね。(高校で使う金属から木製に変わり)全然違うと思いました。球は見えていたんですけど、ファウルになるというか。金属だったら打てると思っていました」

 2年目の19年は81試合に、3年目の20年は96試合に出場し、ともに7本塁打を放ったがポジションは確保できず。4年目の21年には初めて一軍出場なしに終わった。清宮は当時を「何もかみ合わないというか、何をやってもうまくいかない感じでした」とし、こう振り返った。
 
「(一軍に)全く呼ばれる気配がなくて。シーズン途中から『今年はもう呼ばれないな』って。『今、行っても打てない』と、自分でも思っていました。呼ばれないことに対してのモヤモヤは特になくて、『そりゃそうだな』って」

 雌伏の時を経て、22年に129試合に出場して18ホームランを放つと、その後は一軍に定着。25年には自己最多の138試合に出場し、キャリアハイの143安打を放った。

 27歳になる来季は、さらなる飛躍に期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】清宮幸太郎が日本ハムの先輩・杉谷拳士と若手時代を回想
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