米スポーツ専門メディア『The Athletic』のジム・ボウデン記者は現地11月20日、ロサンゼルス・ドジャースが2年連続サイ・ヤング賞を受賞したタリク・スクーバル投手(デトロイト・タイガース)獲得のためのトレード案を紹介。この内容に、ドジャース専門メディアが見解を示している。
来オフにFAとなるスクーバルは、タイガースからすでに契約オファーを受け取っているというが、自身が望む金額とは大きくかけ離れているとボウデン記者。山本由伸投手(ロサンゼルス・ドジャース)が結んだ12年3億2500万ドル(約510億円)を上回るのが「出発点」だという。
ボウデン記者は、タイガースがスクーバルとの契約を諦め、トレードを決断した場合、スクーバル級の選手の対価を提示できるチームは限られていると指摘。ドジャースはその数少ない球団のひとつだとし、以下のパッケージを提示した。
エメット・シーハン投手
ジャスティン・ロブレスキー投手
ジャクソン・フェリス投手(ドジャース傘下2Aタルサ・ドリラーズ)
ザイア・ホープ外野手(同)
26歳のシーハンと25歳のロブレスキーは即戦力の投手。米誌『Sports Illustrated』のドジャース版によると、フェリスは「非常に価値のある有望株」であり、ホープも「シーズン終盤にはNo.1プロスペクトのホスエ・デポーラと共に2Aに昇格し、チームメイトを大きく上回る活躍を見せた」という。
同誌はこのトレード案について、「スクーバルのような選手にとってはパッケージが安く見える」とドジャース有利の取引だと示唆。一方で、「ドジャースが送り出す投手はそれぞれ十分な制球力を持ち、タイガース投手陣を長期的に支えるだろう。また、エリート有望株をファームに加え、外野の穴を埋める助けになるだろう」とタイガースにとっても実のある話だとした。
また、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「これは提案であり、交渉ではない」と議論の域を過ぎないと前置きしつつ、「ドジャースにとって、これはまさに『痛いが明白な』トレードパッケージ」と取引を行なうべきだと主張。以下のように説明した。
「多くのチームにとって、このパッケージは球団の未来を左右するほどの若手選手の集まりだ。しかし、優勝争いに全力を注ぐドジャースにとっては、スカウト陣と育成パイプラインが常に有望選手を補充してくれるため、ビジネスを行なううえでのコストに過ぎない」
「もし(スクーバルが)トレードになる可能性が高まっている状況なら、ドジャースは絶全力で追い求めるべきだ。本当の問題はロサンゼルスが決断するかではない。ドジャースがもうひとりのエースを獲得するために、どこまで踏み込むのか確かめる覚悟が、タイガースにあるかどうかだ」
ドジャースは、スクーバル獲得のチャンスが訪れた際に、どのような決断を下すのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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来オフにFAとなるスクーバルは、タイガースからすでに契約オファーを受け取っているというが、自身が望む金額とは大きくかけ離れているとボウデン記者。山本由伸投手(ロサンゼルス・ドジャース)が結んだ12年3億2500万ドル(約510億円)を上回るのが「出発点」だという。
ボウデン記者は、タイガースがスクーバルとの契約を諦め、トレードを決断した場合、スクーバル級の選手の対価を提示できるチームは限られていると指摘。ドジャースはその数少ない球団のひとつだとし、以下のパッケージを提示した。
エメット・シーハン投手
ジャスティン・ロブレスキー投手
ジャクソン・フェリス投手(ドジャース傘下2Aタルサ・ドリラーズ)
ザイア・ホープ外野手(同)
26歳のシーハンと25歳のロブレスキーは即戦力の投手。米誌『Sports Illustrated』のドジャース版によると、フェリスは「非常に価値のある有望株」であり、ホープも「シーズン終盤にはNo.1プロスペクトのホスエ・デポーラと共に2Aに昇格し、チームメイトを大きく上回る活躍を見せた」という。
同誌はこのトレード案について、「スクーバルのような選手にとってはパッケージが安く見える」とドジャース有利の取引だと示唆。一方で、「ドジャースが送り出す投手はそれぞれ十分な制球力を持ち、タイガース投手陣を長期的に支えるだろう。また、エリート有望株をファームに加え、外野の穴を埋める助けになるだろう」とタイガースにとっても実のある話だとした。
また、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「これは提案であり、交渉ではない」と議論の域を過ぎないと前置きしつつ、「ドジャースにとって、これはまさに『痛いが明白な』トレードパッケージ」と取引を行なうべきだと主張。以下のように説明した。
「多くのチームにとって、このパッケージは球団の未来を左右するほどの若手選手の集まりだ。しかし、優勝争いに全力を注ぐドジャースにとっては、スカウト陣と育成パイプラインが常に有望選手を補充してくれるため、ビジネスを行なううえでのコストに過ぎない」
「もし(スクーバルが)トレードになる可能性が高まっている状況なら、ドジャースは絶全力で追い求めるべきだ。本当の問題はロサンゼルスが決断するかではない。ドジャースがもうひとりのエースを獲得するために、どこまで踏み込むのか確かめる覚悟が、タイガースにあるかどうかだ」
ドジャースは、スクーバル獲得のチャンスが訪れた際に、どのような決断を下すのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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