米スポーツ局『ESPN』のデビッド・シェーンフィールド記者が、フリーエージェント(FA)となっているボー・ビシェット(前トロント・ブルージェイズ)について、ロサンゼルス・ドジャースが複数年契約で獲得すべきだと提言した。
その理由として同記者は、ドジャース打線がワールドシリーズを含むポストシーズンで苦戦した点を挙げている。同氏は「ドジャースの二塁手(トミー・エドマン、ミゲル・ロハス)はポストシーズンで打率.235と低迷し、ワールドシリーズではさらに苦戦して打率.158に終わった」と指摘。打線の高齢化が進む中で、2025年のレギュラーシーズンで打率.311、出塁率.357、OPS.840を記録したビシェットの打棒は不可欠だと分析した。
さらにシェーンフィールド記者は、「予想される5年1億3000万ドル(約203億円)の契約であれば、ビシェットはドジャースの給与総額に容易に収まり、クローザーと契約する資金も残る」と述べ、財政面での問題もないと強調。ビシェットこそ、ドジャースが3年連続ワールドシリーズ制覇を狙ううえで最も貢献できる選手だと評価した。
地元メディア『Dodgers Nation』は、ビシェットの守備について「守備はあまり上手ではない」と課題を認めつつも、二塁や三塁での起用が可能だと報じている。
ビシェットの加入は、チームの懸案である内野の攻撃力不足を解消し、打線に新たな爆発力をもたらす可能性を秘めていると言えるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
その理由として同記者は、ドジャース打線がワールドシリーズを含むポストシーズンで苦戦した点を挙げている。同氏は「ドジャースの二塁手(トミー・エドマン、ミゲル・ロハス)はポストシーズンで打率.235と低迷し、ワールドシリーズではさらに苦戦して打率.158に終わった」と指摘。打線の高齢化が進む中で、2025年のレギュラーシーズンで打率.311、出塁率.357、OPS.840を記録したビシェットの打棒は不可欠だと分析した。
さらにシェーンフィールド記者は、「予想される5年1億3000万ドル(約203億円)の契約であれば、ビシェットはドジャースの給与総額に容易に収まり、クローザーと契約する資金も残る」と述べ、財政面での問題もないと強調。ビシェットこそ、ドジャースが3年連続ワールドシリーズ制覇を狙ううえで最も貢献できる選手だと評価した。
地元メディア『Dodgers Nation』は、ビシェットの守備について「守備はあまり上手ではない」と課題を認めつつも、二塁や三塁での起用が可能だと報じている。
ビシェットの加入は、チームの懸案である内野の攻撃力不足を解消し、打線に新たな爆発力をもたらす可能性を秘めていると言えるだろう。
構成●THE DIGEST編集部