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村上宗隆と岡本和真の獲得レース、“マリナーズが撤退”と専門サイト確信「この2人は現実的な候補と言えない」「大金を無駄に投じるよりも...」

THE DIGEST編集部

2025.11.26

守備力の低さについての指摘があった村上(左)と岡本(右)。写真:福冨倖希

 今オフ、ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す村上宗隆と岡本和真。最大の特徴の打撃力が、各球団のスカウトから高く評価されていると伝えられてきた。一方で、内野手としての守備スキルに懐疑の目が向けられており、ともに日本球界を代表するスラッガーとしての期待は大きいものの、現地メディアからはシビアな反応も少なくない。

 シアトル・マリナーズの情報を扱う米サイト『SoDo Mojo』は現地11月25日、村上と岡本についての特集記事を掲載。そのなかで、「マリナーズが今オフに求める人材ではない可能性がある」と論じた。

 同メディアは、マリナーズの今オフの動きについて、すでに発表されているジョシュ・ネイラー内野手の再契約により、「一塁手の補強は終わった」と説明。「もう一方のコーナー内野ポジション(三塁)もインパクトのある先発選手が必要だ。当初、マリナーズは日本から2人の目玉フリーエージェント獲得に挑む可能性があると報じられていたが、関係者によると、球団はすでに別の方向に目を向けているようだ」と綴った。
 
 続けて米球団各スカウトによる情報をもとに、「村上も岡本も、守備能力の不足からサードとして期待できない」と指摘。両者とも対応する一塁手としての評価は、村上の場合は「肩の強さや機動力の不足から、ファースト専任として考えられるギリギリのライン」と説き、岡本のケースでは「平均的な守備力かそれ以下」との分析を並べている。

 さらに、「最悪の場合、シアトルは内部の選手に頼れる」と既存戦力に一定の評価を下したうえで、「大金を無駄に投じるよりも、賢明な支出を判断をする方が得策だ」と主張。村上、岡本への対応として、以下のように結論付けた。

「オフシーズンはまだ十分な時間があり、フロントオフィスがチームの課題を解決するのは可能だ。2026年にシアトルの『ホットコーナー』を誰が守るのか、ファンははっきりした回答を得ていないが、とにかくこの2選手は現実的な候補とは言えない」

 いずれも日本のトッププレーヤーながら、MLBの舞台を踏むには総合的なスキルが求められるようだ。ポストシーズンでファンを沸かせたマリナーズ打線に、日本人打者が加わる可能性は極めて低いと言えるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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