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プロ野球

巨人は坂本勇人をプロテクトするのか?「新庄監督が手を出すとは思えないけど…」元盗塁王は気持ち込めて「プライドをしっかり守ってやりたい」

THE DIGEST編集部

2025.11.27

25年は不本意な成績に終わった坂本。それでも高木氏はプロテクトすべきだと主張する。(C)THE DIGEST

25年は不本意な成績に終わった坂本。それでも高木氏はプロテクトすべきだと主張する。(C)THE DIGEST

 読売ジャイアンツは11月26日、国内フリーエージェント(FA)権を行使していた北海道日本ハムファイターズの松本剛との契約合意を発表した。

 32歳の松本は帝京高を卒業後に日本ハムからドラフト2位指名を受け、今年で14年目。俊足巧打が売りの外野手で、2022年には首位打者を獲得した。

 日本ハムはFAでの選手流出に伴い、巨人がプロテクトした28名以外の選手を獲得できる“人的補償”か、金銭での補償か選択可能だ。

 そんななか、現役時代は横浜(現・DeNA)などで活躍し、盗塁王などを受賞した野球解説者の高木豊氏が、自身のYouTube内で今後の動向を占った。

 高木氏は、今回は巨人側が行なうプロテクトの難しさを「28人というのは、(最大26名の)一軍のベンチに入っているということ」と表現。そのうえで28人に入る選手を、投手は戸郷翔征や山崎伊織、大勢、中川皓太ら13名、捕手は岸田行倫、甲斐拓也ら3名、野手では泉口友汰や吉川尚輝、中山礼都、丸佳浩ら12名だと予測した。

 そのなかで今季は打率.208、3本塁打、22打点に終わった坂本勇人について、「新庄監督が手を出すとは思えないけど、でもあれだけの選手だからプロテクトしないとダメでしょ」とコメント。過去に“プロテクト漏れ”した実績のある選手がサプライズ的に引き抜かれたケースがあり、球団への多大な貢献度から「俺は坂本のプライドをしっかり守ってやりたいと思う。俺は(プロテクト)してほしいな」と気持ちを込めた。
 
 28名に入れなかったなかで当落線上だった選手には、それぞれ外れる理由を挙げた。

 捕手の小林誠司、外野手の若林楽人とオコエ瑠偉は3人ともに能力は高いものの日本ハムが選手層の厚いポジションのため、今季は中継ぎで奮闘した田中瑛斗は昨オフに日本ハムが現役ドラフトで“放出”したため、プロテクト外でも取られないと読む。

 そして高木氏は、人的補償の候補として「二遊間がほしい」日本ハム側の事情を踏まえ、増田大輝、湯浅大をセレクト。さらに、強打の外野手である萩尾匡也の名前を挙げた。特に萩尾は日本ハムの郡司裕也の大学の後輩のため、以下のようなシナリオを描けるという。

「絵が描けるんだよ。同じ慶応で、同じ4番で。だからそういうところに行く可能性があるね、ドラマを作りに。慶応で(東京)六大学の三冠王が、もし外れていたら、日本ハムが再生して売り出していこうみたいな」

 高木氏は、日本ハムが金銭補償を選ぶ可能性もあるとも見立てた。はたして巨人はどの選手をプロテクトし、日本ハムはどんな決断を下すのか。

構成●THE DIGEST編集部

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