ロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソンが退団するかもしれない。ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は現地11月30日の記事で、今オフにトレード要員として放出の可能性がある4選手をピックアップ。そのうちのひとりにキム・ヘソンの名前を挙げた。
「今オフ、ドジャースはまだ大きな動きを見せていないが、ライセル・イグレシアスとの契約に失敗したことからも、フロントが水面下で動いているのは明らかだ。オフシーズンが深まるにつれ、カイル・タッカーやコディ・ベリンジャーといった選手の争奪戦にも加わっていくだろう。そして、トレード市場への警戒も怠ってはいけない。スティーブン・クワン(ガーディアンズ)やブレンダン・ドノバン(カーディナルス)に興味を示しているが、引き抜くのは容易ではない。ただ、幸いにもチームには大型トレードで放出できる余剰戦力が大量にいる」
このように状況を説明した同メディアは、エメット・シーハン、ギャビン・ストーン、ライアン・リバーの3投手をトレード候補に挙げた後、キム・ヘソンの名前も記載した。キム・ヘソンは1年目の25年に71試合に出場し、打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁。内外野を守るユーティリティー性を発揮したが、ポストシーズンでは代走と守備固めの2試合しか出場機会がなかった。
「キム・ヘソンは、26年もベンチのユーティリティープレーヤーになると予想するのが妥当だろう」とした同メディアは、もしドジャースが同じユーティリティー選手のドノバンを獲得した場合、ロースターからはじき出されると予想。「キム・ヘソンの契約は残り2年で総額はわずか800万ドル(約12.4億円)強。さらに28年、29年にそれぞれ付帯する球団オプションも500万ドル(約7.7億円)と安価な破格の条件だ。守備の万能性と高いコンタクト能力があり、間違いなく強力なトレード材料になるだろう」と見通した。
今オフにキケ・ヘルナンデス、ミゲル・ロハスというユーティリティー選手がともにFAで退団。それでも両者には再契約の可能性があり、さらにドノバンのような新戦力の獲得報道も盛んに取り沙汰されている。そのため、コストパフォーマンスのいいキム・ヘソンの去就は流動的のようだ。
こうした報道に韓国メディア『MyDaily』は、「ポストシーズンでほとんど起用されなかったが、25年はキム・ヘソンの長所が確認できたシーズンだった。二塁手、遊撃手、中堅手、左翼手でプレーでき、ドジャースで最も足が速い。打席に立つ機会は少なかったが、打撃能力もいい。今年確立した新たな打撃フォームを続ければ、26年はよりよい成績を出す可能性が高い」と振り返った。
そのうえで、「ドジャースは世界最高の球団だ。今冬も新戦力の確保に動き出している。報じられているようにドノバンが加入すれば、キム・ヘソンのトレード話は確実に出てくるだろう。出場機会の側面から見れば、トレード移籍は悪い話ではない。ドジャースにいる限り、出場機会は限られる。むしろ二遊間が弱いチームなら十分な出場時間を得られ、活躍することもできるだろう。メジャーで長い間、活躍するのに大切なのは出場機会だ」とし、ドジャース退団を前向きに捉えていた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】1年目のドジャースで見せたキム・ヘソンの好プレー!
「今オフ、ドジャースはまだ大きな動きを見せていないが、ライセル・イグレシアスとの契約に失敗したことからも、フロントが水面下で動いているのは明らかだ。オフシーズンが深まるにつれ、カイル・タッカーやコディ・ベリンジャーといった選手の争奪戦にも加わっていくだろう。そして、トレード市場への警戒も怠ってはいけない。スティーブン・クワン(ガーディアンズ)やブレンダン・ドノバン(カーディナルス)に興味を示しているが、引き抜くのは容易ではない。ただ、幸いにもチームには大型トレードで放出できる余剰戦力が大量にいる」
このように状況を説明した同メディアは、エメット・シーハン、ギャビン・ストーン、ライアン・リバーの3投手をトレード候補に挙げた後、キム・ヘソンの名前も記載した。キム・ヘソンは1年目の25年に71試合に出場し、打率.280、3本塁打、17打点、13盗塁。内外野を守るユーティリティー性を発揮したが、ポストシーズンでは代走と守備固めの2試合しか出場機会がなかった。
「キム・ヘソンは、26年もベンチのユーティリティープレーヤーになると予想するのが妥当だろう」とした同メディアは、もしドジャースが同じユーティリティー選手のドノバンを獲得した場合、ロースターからはじき出されると予想。「キム・ヘソンの契約は残り2年で総額はわずか800万ドル(約12.4億円)強。さらに28年、29年にそれぞれ付帯する球団オプションも500万ドル(約7.7億円)と安価な破格の条件だ。守備の万能性と高いコンタクト能力があり、間違いなく強力なトレード材料になるだろう」と見通した。
今オフにキケ・ヘルナンデス、ミゲル・ロハスというユーティリティー選手がともにFAで退団。それでも両者には再契約の可能性があり、さらにドノバンのような新戦力の獲得報道も盛んに取り沙汰されている。そのため、コストパフォーマンスのいいキム・ヘソンの去就は流動的のようだ。
こうした報道に韓国メディア『MyDaily』は、「ポストシーズンでほとんど起用されなかったが、25年はキム・ヘソンの長所が確認できたシーズンだった。二塁手、遊撃手、中堅手、左翼手でプレーでき、ドジャースで最も足が速い。打席に立つ機会は少なかったが、打撃能力もいい。今年確立した新たな打撃フォームを続ければ、26年はよりよい成績を出す可能性が高い」と振り返った。
そのうえで、「ドジャースは世界最高の球団だ。今冬も新戦力の確保に動き出している。報じられているようにドノバンが加入すれば、キム・ヘソンのトレード話は確実に出てくるだろう。出場機会の側面から見れば、トレード移籍は悪い話ではない。ドジャースにいる限り、出場機会は限られる。むしろ二遊間が弱いチームなら十分な出場時間を得られ、活躍することもできるだろう。メジャーで長い間、活躍するのに大切なのは出場機会だ」とし、ドジャース退団を前向きに捉えていた。
構成●THE DIGEST編集部
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