現地12月2日、米放送局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は自身のXで、「情報筋によると、右腕コディ・ポンセとトロント・ブルージェイズが、身体検査を条件とした３年総額3000万ドル（約47億円）の契約を最終調整している」と報じた。

　ポンセは2015年、MLBドラフト２巡目（全体55位）でミルウォーキー・ブルワーズから指名されプロ入り。20年にピッツバーグ・パイレーツでMLBデビューを果たし、２シーズンで通算20試合（うち5試合先発）に登板し、１勝７敗、防御率5.86の成績を残した。
  　その後、22年からNPBの北海道日本ハムファイターズでプレー。同年８月27日の福岡ソフトバンクホークス戦ではノーヒットノーランを達成した。24年は東北楽天ゴールデンイーグルスに在籍し、NPBでは通算10勝16敗、防御率4.54を記録している。

　ポンセのキャリアで特筆すべきは、25年のKBOでの活躍。ハンファ・イーグルスに所属したこのシーズンは、29試合に登板し、17勝１敗、防御率1.89をマーク。さらにリーグ新記録となる252奪三振を叩き出した。

　このKBOでの圧倒的な実績が、ブルージェイズとの契約交渉へと繋がった。メジャー復帰後の活躍にも期待が高まっている。

　報道を受け、ファンからは「めちゃくちゃ夢ある」「覚醒してたなんて」「ノーヒットノーランは今でも忘れない」「頑張ってたら道は開けるね」「どこまでやるか楽しみ」「まさにアメリカンドリーム」「メジャー復活おめでたい」など、応援の声が多く寄せられた。

構成●THE DIGEST編集部

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