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MLB

長打力より守備を優先か? T・ヘルナンデスにトレード話が浮上 OAAマイナス9、36人中33位で動く外野再編

THE DIGEST編集部

2025.12.05

25年シーズンは守備の課題が指摘されたドジャースのT・ヘルナンデス。(C) Getty Images

25年シーズンは守備の課題が指摘されたドジャースのT・ヘルナンデス。(C) Getty Images

 現地12月4日、ロサンゼルス・ドジャースの右翼手テオスカー・ヘルナンデスがトレード交渉の場に挙がっていると、米スポーツメディア『The Athletic』が報じている。球団は実現の可能性を低いと見ているものの、外野守備の再構築を進めるなかで検討材料のひとつとなっているという。

 同メディアによると、T・ヘルナンデスは24年、25年のポストシーズンで8本塁打、25打点、OPS.780を記録し、長打力を発揮してきた一方、レギュラーシーズンでは守備の課題が指摘されていた。
 
 ドジャースの外野守備は、平均以上の守備貢献度(OAA:平均的な守備力の選手と比べて、どれだけ多くのアウトを奪ったかを数値化した指標)がリーグ18位で、その大きな要因のひとつがT・ヘルナンデスの守備力にあると報じられている。

 同選手は25年シーズン、右翼手でOAAマイナス9を記録し、36人中33位と低迷。トレードが実現した場合、アンディ・ハペスを右翼手に配置し、代わりに中堅手の獲得に動くロースター再編の可能性についても伝えている。

 また、ドジャースは野手陣の高齢化や守備面の不安を受け、来季に向けてロースターの再編を進め、チームに新たな刺激を加える狙いがあるのではないかと分析されている。

 一方で、外野手市場には右打ちの補強候補が少なく、代替選手が限られている以上、T・ヘルナンデス放出がチーム全体の戦力低下につながるリスクも指摘されている。

 さらに同メディアは、「今回の動きは必ずしも大物外野手の獲得を意味するわけではなく、弱点となっている守備力の底上げが主な目的だ」と強調している。

 T・ヘルナンデスの去就はチームの守備戦略に直結しており、今後のドジャースの外野再編の方向性を占う重要な材料になりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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