専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

DeNAの「番長野球」は続いていく…相川新監督が掲げた『BE A TEAM, WIN IT ALL』と“継承の道”

萩原孝弘

2026.01.26

今季の意気込みを表す漢字一文字を問われ、相川新監督は「道」と答えた。写真:萩原孝弘

今季の意気込みを表す漢字一文字を問われ、相川新監督は「道」と答えた。写真:萩原孝弘

☆新監督の意気込みと野望

 新スローガン、新ユニホーム、そして「道」の一文字。横浜DeNAベイスターズの相川亮二新監督が、2026年シーズンに向けた覚悟と指針を、はっきりと示した。

 25日に行なわれた「初春の集い」。新年最初の球団公式イベントの場で、相川監督は今季のスローガンに『BE A TEAM, WIN IT ALL』を掲げ、これから始まる戦いへの姿勢を力強く打ち出した。
 
「まずは、自分たちが一番を目指すということを、しっかりと表現したかった」

 迷いなく言い切ったその一言に、監督1年目に懸ける覚悟が凝縮されている。

「選手だけではなく、チームスタッフ、そしてファンの皆さまと一緒に“ひとつのチーム”として1年間戦うという思いを込めて“Be a team”。そして、一球、一打席、一試合を積み重ねて勝ち続け、最終的にリーグ優勝を勝ち取るという意味で“Win it all”にしました」

 スローガンに込められた2つのメッセージ。
 
『BE A TEAM』=全員でひとつのチームになる。相川監督は、その背景についてこう続ける。

「ベイスターズは、個々の能力の高さは本当に感じているチームです。ただ、そこにもう一段階、“チームとして戦う力”が加われば、結果は必ずついてくる。組織力で勝つ試合を増やせれば、優勝は現実になると思っています」

 個の力を認めつつも、それを束ね、最大化することこそが指揮官の役割。その考え方は、長年チームを内側から見続けてきた相川監督ならではの視点だ。

 一方で、もうひとつの言葉、『WIN IT ALL』=完全制覇には、よりストレートな野望が込められている。

「コーチを4年間やらせてもらう中で、毎年“今年はいける”と思って戦ってきました。でも、結果としてそれは叶わなかった。今年こそはリーグ優勝を達成したい。その思いが“Win it all”です」ペナント奪取への強い執念。そこに妥協はない。

 また、今季の意気込みを漢字一文字で表したのが「道」だった。

「本当は“導く”にしたかったんですけど、まだ俺には早いなと思って」と率直な胸中を明かしながら、「まずは監督1年目として、みんなの先頭を走っていく。自分が進む姿を見せながら、優勝までの“道”をしっかり作っていきたい」と言葉に力を込めた。

 引退翌年に挑戦した富士登山の経験にも触れ、「頂上に行くまでには、いろいろな道がある。でも、ベイスターズとしてこれまでやってきたこと、三浦監督が築いてきた道がある。その延長線上で、優勝したいという意味です」と語る。それは「番長野球」の明確な継承宣言でもあった。
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    1月13日(火)発売

    定価:980円 (税込)
  • world_soccer_digest

    1月22日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    1月21日(水)発売

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    12月24日(水)発売

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    1月23日(金)発売

    定価:1100円 (税込)