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MLB

「あっという間に消えた」「素晴らしい打撃だ」筒香嘉智の“豪快初アーチ”をレイズ地元メディア&監督が絶賛!

THE DIGEST編集部

2020.02.25

逆方向への大きな一発を放った筒香。その出来栄えを地元メディアも讃えている。 (C) Getty Images

逆方向への大きな一発を放った筒香。その出来栄えを地元メディアも讃えている。 (C) Getty Images

 日本期待の主砲から早くも一発が飛び出した。

 現地時間2月24日に行なわれたボストン・レッドソックスとのオープン戦で、タンパベイ・レイズの筒香嘉智が、実戦2戦目にしてメジャー初ホームランを放った。

 5番・指名打者でスタメンを飾った背番号25が快音を響かせたのは、1点をリードされた4回裏の第2打席だ。カウント0-2からレッドソックスのジェフリー・スプリングスが投じた真ん中甘めのボールを見逃さずに鋭くバットを振り抜くと、左中間の電光掲示板に当てる初アーチを描いた。

 実戦初ヒットを放った前日のヤンキース戦に続いて、またしても存在感を誇示した筒香には、地元メディアも唸っている。
 
 レイズの情報を日夜発信している専門サイト『DRaysBay』は、「ヨシトモ・ツツゴウが、この春、レイズ最初のホームランを炸裂させた」と銘打ち、日本人スラッガーの一撃を褒め称えた。

「ツツゴウが力強く放った打球は、左中間方向の空へとあっという間に消えていった。春の早い時期での当たりの良さは、日本人スラッガーがやれることの証明だ」

 さらにケビン・キャッシュ監督も筒香の滑り出しには満足げだ。MLB公式サイトの取材で、こう語っている。

「我々はまだ何かに重きを置いているわけではない。だが、彼の打席に向かう時の存在感とタイトなピッチングに対する対応には本当に満足している。ヨシはかなり厳しく攻められたが、そうしたピッチャーとの対戦を嫌がるような素振りは見せていない。素晴らしいバッティングだった」

 アピールが求められるこの時期に、対応力の高さを見せつけている筒香。28歳のスラッガーの打棒には、ますます注目が集まりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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