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侍ジャパン

韓国代表のイケメン主将が豪州との“紙一重の壮絶戦”に本音を告白!「惨劇の主人公になりかけた」「日本がチャンスをくれたんだ」【WBC】

THE DIGEST編集部

2026.03.10

喜びを爆発させるイ・ジョンフ。主将として重圧と闘う日々を乗り越え、母国を17年ぶりの決勝ラウンド進出へと導いた。(C)Getty Images

喜びを爆発させるイ・ジョンフ。主将として重圧と闘う日々を乗り越え、母国を17年ぶりの決勝ラウンド進出へと導いた。(C)Getty Images

 日本のファンも固唾を呑んで名勝負を見守った。

 3月9日、東京ドームで開催されているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のプールCは、韓国代表とオーストラリア代表が対戦し、韓国が7対2で勝利を飾った。通算成績を2勝2敗としてオーストラリア、台湾と並んだものの“失点率”の差で逆転突破が確定。米マイアミでの決勝ラウンドに駒を進め、4大会ぶりの悲願を果たした。

 韓国が2位の座を確保するには「5点差以上、2失点以内」での勝利が必須だった。準々決勝進出を懸けた2位争いの直接対決は、2回表に韓国がムン・ボギョンの2ランで先制し、さらに3回表にもイ・ジョネフ、ムン・ボギョンの2本のタイムリーで4対0とリードを奪う。さらに5回表にもムン・ボギョンがタイムリーを放ち、スコアは5-0。その裏にオーストラリアに1点を返されるも、6回表にふたたびムン・ボギョンのタイムリーで6-1。8回裏に1点を奪われて窮地に立ったが、9回表に再度突き放して「7対2」で勝ち切り、条件をクリアした。

 キャプテンを務めるイ・ジョンフは、勝利の瞬間にグラブで顔を覆って号泣。「本当にたくさんの幸運があった。日本が(オーストラリアに勝って)チャンスをくれたのもそう。コーチ陣、代表スタッフ、そして国内外で応援してくれたすべての人がひとつの心で僕たちの勝利を願ってくれた。その思いが多くの幸運を呼び寄せたんだと思う」と語った。

 試合後のインタビューで何度も「運が良かった」と繰り返した27歳。6対2で迎えた9回表、1死一塁の場面で打席が回ってきた。あと1点取らなければならない局面で、イ・ジョンフの打球は投手のグラブを弾いてショートへのゴロに。だがこれをオーストラリアが二塁へ悪送球し、ランナー一、三塁とチャンスが広がった。ここからアン・ヒョンミンが犠牲フライを打って韓国が勝ち越すのだ。

 イ・ジョンフは「本当に一瞬の出来事だった。僕は(韓国野球の)惨劇の主役になっていたかもしれない」と冷や汗をかいたと明かし、「もしあの打球が投手のグラブに当たってコースが変わらなかったら、あるいはオーストラリアのショートが失策していなかったら、と考えると想像もしたくない」と続けた。
 
 9回裏には超絶キャッチでピンチを防いだ。1死一塁でオーストラリアの打者が右中間へ痛烈なライナーを放つと、ライトで待ち受けていた主将が鮮やかなスライディングキャッチで捕球。抜けていれば確実に3失点目を喫し、万事休すとなっていた勝敗の分かれ目だ。

 あのプレーに関してイ・ジョンフは「ボールが上がった瞬間、絶対に捕ってやると思っていたし、ボールが少し照明に入ってしまったけど、それも運が味方してくれたんだろう。少しだけセンター寄りに位置を動かしていたから捕れたのかもしれない」と回顧。そして「9回の最後の瞬間には、本当にいろいろな想いが頭をよぎった。先輩たちが築いてきた韓国野球の歴史を、僕たちの世代が引き継げたことが嬉しい」と話し、涙をぬぐった。

 いよいよWBCは舞台が決勝ラウンドに移す。チームを束ねるキャプテンは「準々決勝で当たる可能性が高いドミニカ共和国の打線は、世界最高レベルの打者たちが揃っている。結果がどうであれ、チームメイトたちがメジャーリーグの環境やシステムを経験し、それを楽しむことで、より大きなモチベーションを得てほしい」と殊勝なコメント。そのうえで、「みんなと一緒にアメリカへ飛べることが嬉しい。長距離フライトは初めてだから楽しみなんだ」と語り、笑みを浮かべた。

構成●THE DIGEST編集部
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