侍ジャパン

WBC決勝はアメリカvsベネズエラ! 2大会ぶりの王座奪還か、初優勝か 快進撃イタリアはベスト4で終戦

THE DIGEST編集部

2026.03.17

WBC決勝はアメリカvsベネズエラに決まった。画像:THE DIGEST

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は現地3月16日(日本時間17日)に準決勝が行なわれ、ベネズエラがイタリアを4対2で逆転勝ちを収め、初の決勝に進出した。決勝は2大会ぶりの王座奪還を狙うアメリカと激突する。1次ラウンドでアメリカを撃破するなど5連勝と快進撃をみせたイタリアはベスト4で終戦した。

 先制したのはイタリアだった。今大会旋風を巻き起こすアッズーリ(イタリア代表の愛称)は2回に1死から中安打で出塁すると、ベネズエラ先発モンテロが2者連続四球を与え満塁のビッグチャンス。8番J.J.ドラツィオが押し出し四球を選びイタリアが先制。さらに二ゴロの間に追加点を奪い2点を先取した。

 ベネズエラは4回にエウヘニオ・スアレスがイタリア先発アーロン・ノアのナックルカーブを完璧に捉える左翼スタンドへのソロ本塁打で1点を返す。
 
 2対1と緊迫したまま迎えた6回裏、イタリアは2死満塁と追加点の好機で1番のアントナッチに回るが、ベネズエラの4番手左腕セルパが153キロのツーシームで見逃し三振。窮地をしのぎガッツポーズを出すと、両手を挙げて味方を鼓舞する。

 すると直後の7回、南米の雄が底力を発揮する。ベネズエラは先頭のトーレスが四球で出塁。2者連続空振り三振に倒れて2死になるが、9番のジャクソン・チョーリオが初球からヒットエンドラン(中安打)で一、三塁につなげると、ここまでノーヒットだった1番ロナルド・アクーニャJr.が意地の遊安打でベネズエラが2対2の同点。球場のベネズエラファンが一気に沸き上がると、このあとマイケル・ガルシアの左安打、ルイス・アライズの中安打でさらに2点を追加。怒とうの4連打でベネズエラが一気に試合をひっくり返すと、ローン・デポパークは大歓声で揺れた。

 2点リードで息を吹き返したベネズエラは8回にオリックスの守護神アンドレス・マチャドを投入。前日の日本戦6番手で登板した鉄腕はイタリア打線を9球で三者凡退に抑える完璧なピッチングでゼロに封じる。
 
 ベネズエラは9回、守護神のパレンシアが満を持して登板。準々決勝の日本戦でもセーブを挙げた右腕は最速100マイル(約160キロ)以上の豪速球で簡単に2アウトを奪うと、最後は渾身のストレートで空振り三振を奪いゲームセット。南米の野球大国が初のファイナルに進出し、多くのメジャーリーガーが歓喜の声を上げた。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】東京ドームに稲葉浩志登場!大会応援ソング「タッチ」を熱唱!
NEXT
PAGE
【動画】ベネズエラ怒涛の4連打で勝ち越し!球場揺れる