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侍ジャパン

「冗談だろ...」WBC米国代表はなぜ“絶対的守護神”を登板させなかったのか 判明した理由に母国ファン激怒「今夜が決勝って知らなかったのか?」

THE DIGEST編集部

2026.03.18

デローサ監督(左)と健闘を称えるミラー(右)。その顔に笑みは無い。(C)Getty Images

デローサ監督(左)と健闘を称えるミラー(右)。その顔に笑みは無い。(C)Getty Images

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)米国代表は現地3月17日にベネズエラ代表との決勝戦に2-3で敗北。今大会で王座奪還を目指した野球大国の戦いは、2大会連続の準優勝で幕を閉じた。

 米国はゲームを通して、1点差というスコア以上に劣勢を強いられた。先発のノーラン・マクリーンは3回に犠牲フライ、5回にソロホームランを浴びたものの、4回1/3を投げて2失点と好投。2番手以降も無失点継投を続けたものの、終盤まで打撃陣に得点の気配がほとんどなかった。

 米国に流れが向いたのは0-2のまま迎えた8回裏。2死からボビー・ウィットJr.が四球で出塁、そしてブライス・ハーパーがこの日チーム3本目の安打(うち2本がハーパー)となる2ランホームランを放ち、同点に追いついた。

 2-2で迎えた9回表ベネズエラの攻撃。マーク・デローサ監督は、今大会4試合で無被安打無失点2セーブと絶好調の守護神メイソン・ミラーを起用せず、ギャレット・ウィットロックを登板させた。結果的には与四球、勝ち越しタイムリーヒットを許し、これが決勝点となった。
 
 米日刊紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者によると、デローサ監督はミラーを登板させなかった判断について、「(ミラーの所属先のサンディエゴ・)パドレスへの敬意を表した。もしリードしていたら登板させていただろうが、同点の場面で起用するつもりはなかった」と説明したという。

 実際にデローサ監督はその後、ミラーがパドレスとの制約でセーブシチュエーション以外の登板が認められていなかったと説明。これには母国ファンから「9回の同点もセーブと同じくらい重要」「冗談だろ...」「MLBチームが試合の結果を決めた」「ホームチームだからあそこから何イニングやってもセーブシチュエーションになりようがない」「今夜が決勝戦って知らなかったのか?」と批判の声が寄せられた。

 ミラーは敗戦後のメダルセレモニーで銀色のメダルを肩にかけられるもすぐに外し悔しさを露わに。デローサ監督と健闘を称えあう場面でも笑顔は無かった。

 ちなみにナイチンゲール記者は、同様の投球制限がベネズエラに対しても、しかも3球団から課されていたと伝えている。また、ベネズエラが連戦だったのに対して米国は1日休養日があった点もベネズエラにとっては不利な条件だったと示唆した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】9回に浴びた“痛恨”の勝ち越しタイムリー
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