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大谷翔平のサイ・ヤング賞への期待「キーワードは160」LAメディアは“落とし穴”を危惧「ただ問題はドジャースが…」

THE DIGEST編集部

2026.03.26

サイ・ヤング賞の期待がかかる大谷翔平。(C)Getty Images

サイ・ヤング賞の期待がかかる大谷翔平。(C)Getty Images

 現地3月24日に行なわれたロサンゼルス・エンジェルスとのオープン戦で、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が4回0/3、86球、被安打4、11奪三振と好投。開幕前からナ・リーグのサイ・ヤング賞候補として名前が挙がるほど、充実ぶりを見せている。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』はエンジェルス戦での好投を受け、3月25日に「大谷はオープン戦の最終登板でサイ・ヤング賞の有力候補に浮上した。しかし、落とし穴もある」と題した記事を公開した。

「大谷は本当に100%人間なのか? 誰か真剣に確認したのか? このような問いは、もはや時代遅れと思われるだろうが、またしても大谷はそうした疑問を抱かせるようなことをやってのけた。エンジェルス戦で4回までの12個のアウトのうち、11個を三振で奪った。やはり、あらためて皆に問いかけたい。大谷は100%人間なのか?」

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は春季キャンプ開始時、「ショウヘイはサイ・ヤング賞の候補になるだろう。そう言って差し支えないと思う。健康面を見ながら先発を続けさせたい。そうすれば数字や記録は自然とついてくるだろう」と語り、実際にエンジェルス戦でのインパクトのある投球内容は、指揮官の言葉を裏付けるものだった。

 そこで大谷がサイ・ヤング賞を受賞するためには、投手としてどのような数字を残す必要があるのか。同メディアはキーワードを“160”とした。

 
「大谷が山本由伸やポール・スキーンズといったほかの有力候補者と肩を並べるには、おそらく160イニング前後、できればそれ以上の投球回数が必要になる。大谷がメジャーのキャリアで160回を超えたのはエンジェルス時代の2022年に記録した166.0回だけ。その年のサイ・ヤング賞投票では4位となり、最終的に投球回数175回で防御率1.75を記録したジャスティン・バーランダーが受賞した」

 こうしたひとつの目安を提示した同メディアは、一方で“落とし穴”も指摘した。それは健康面だ。

「大谷の才能は(25年ナ・リーグのサイ・ヤング賞受賞)スキーンズをも凌駕する可能性がある。ただ問題は、ドジャースが大谷の能力を最大限引き出すための覚悟が、どれほどあるのかどうかだ。もし大谷本人が28試合以上の先発登板を望むなら、球団は認めるしかない。ただ、健康面は選手の最優先事項。仮にドジャースが“投手”大谷を失っても許容できるかもしれないが、“打者”大谷を欠くことは許されない。本人も健康面を重視する球団の意向に理解を示すだろう」

 大谷はこれまで2度、右ひじを手術している。もし、3度目となれば投手生命が潰える可能性もあるだろう。7月で32歳。打者として毎日のように打席に立ちながら、投手として投球回数を重ね、健康面も配慮していかなければならない。3年ぶりに二刀流で開幕を迎える大谷が、どのようなシーズンを送るのか。目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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