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「大谷にどれだけ時間を与えるつもりだ?」ブ軍選手が球審へ“難くせ” ロバーツ監督が反論「ショウヘイを他投手と同じように扱おうとするが...」

THE DIGEST編集部

2026.04.09

二刀流ならではの“難くせ”をつけられた大谷。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は現地4月8日、敵地トロント・ブルージェイズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場した。チームは3-4で敗れたものの、投手として6回96球を投げて1失点(自責点0)、2奪三振4被安打1与四球と好投。打者として3打数無安打1四球1死球2三振と2出塁を果たした。

 そんな二刀流への審判の対応にブルージェイズの選手が"いちゃもん"をつける一幕があった。初回、四球で出塁した大谷は走者として攻撃を終了。直後の登板のためにダグアウトに戻り走者用の装備から投手用のものに着替えるため、他の選手と比べてやや遅れてマウンドへ向かった。

 大谷にとってお馴染みの光景だが、ブルージェイズの先頭打者ジョージ・スプリンガーはこの場面でマウンドを指差しながら球審に何かを訴えた。その後球審からの言葉に納得したのか軽く頷きながらオン・デック・サークルへ戻った。
 
 通常、イニングの最終アウトから1分55秒以内に次の回の投球を始めなければいけないが、投打二刀流の大谷は準備に時間がかかるため、審判の裁量でそのタイマーを延長させる場合がある。トロントの現地中継によると、昨年のワールドシリーズでのジョン・シュナイダー監督(ブルージェイズ)のように、相手チームから「時間を与えすぎだ」との不満の声が上がるケースがあり、今回もスプリンガーが「大谷にどれだけの時間を与えるつもりだ?」と球審に問いかけていたと説明した。

 このスプリンガーの行動の直後にデーブ・ロバーツ監督(ドジャース)は首を振り苛立ちを露わに。試合後に、この場面について「確かにショウヘイのイニング間の時間配分に少し不満があったのは分かる」とスプリンガーの思いを汲みつつも、「ショウヘイが塁上にいた場合、ある程度の猶予が必要で審判もそれを与えようとしていたんだ。もちろん相手側としては、ショウヘイを他の投手と同じように扱おうとするが、実際には違うんだ」と大谷ならではの対応に理解を求めた。

 ちなみにMLBのウォームアップ投球の規則を見ると例外事項として「投手がイニング終了時に塁上、登板、打席にいる場合、投手がダグアウトを離れてマウンドに向かう時点でタイマーが始まる」と記載がある。今回も大谷が投手の装備を着けてダグアウトを後にした瞬間からカウントダウンを開始したと考えられるため、そもそもルールの範囲内だったと言えそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷に時間を与えすぎだ! スプリンガーが球審へ"いちゃもん"をつける場面
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【動画】大谷に時間を与えすぎだ! スプリンガーが球審へ“いちゃもん”をつける場面