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MLB

「勝ってるけど、まだ足りない」パドレス電撃補強…ジオリト加入でローテ再編へ

THE DIGEST編集部

2026.04.23

パドレスと1年契約を結んだジオリト。(C)Getty Images

パドレスと1年契約を結んだジオリト。(C)Getty Images

 MLB公式サイト『MLB.com』は4月22日(日本時間23日)、サンディエゴ・パドレスがフリーエージェント(FA)になっていたルーカス・ジオリトと1年契約で合意し、先発ローテーションの懸念解消に乗り出したと報じた。契約には2027年の相互オプションも含まれている。

 開幕から4週間でメジャー最高勝率に並ぶ好スタートを切ったパドレスだが、先発陣には負傷者が相次いでいた。ニック・ピベッタやジョー・マスグローブ、グリフィン・キャニングを欠く中で、同メディアはジオリトの加入が層の厚みをもたらす重要な補強だと指摘する。長期化したFA期間中も調整を続けてきた右腕は、マイナーで数試合を経て昇格する見込みで、契約上は25日以内にメジャー登録される。

 ジオリトは2024年を右肘の手術で全休したが、2025年は26試合に先発して防御率3.41と復活。特にこのシーズン後半は安定感を取り戻し、かつてオールスターに選出されサイ・ヤング賞候補にも名を連ねた頃の姿への回帰が期待されている。フォーシームの平均球速も従来水準を維持し、多彩な変化球と組み合わせて打者を抑えるスタイルは健在だ。
 
 一方で『MLB.com』は、チームのローテーション事情にも言及。マイケル・キングら上位陣は好調ながら、中盤以降には課題が残り、特にピベッタの離脱以降は補強の必要性が高まっていた。現在はウォーカー・ビューラーらが穴を埋めているが、合計防御率は5点台と安定感を欠いている。

 今後について同メディアは、ジオリトが順調に調整を終えれば5月上旬にも合流する可能性があると指摘。それにより負傷者の復帰を急ぐ必要が薄れ、ローテーション全体の再編にもつながるだろう。ただし、今回の補強だけで不安が完全に解消されるわけではなく、依然として層の薄さや故障リスクは残る。それでも、好スタートを切ったチームにとっては、最大の懸念に対する大きな一手だと『MLB.com』は評価している。

構成●THE DIGEST編集部

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