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菅野智之、防御率3.41も米誌が懸念するFIP 4.95の衝撃! ロッキーズ“ローテの柱”に浮上した不安材料

THE DIGEST編集部

2026.05.08

先発陣の柱として安定した数字を残しているロッキーズの菅野。(C) Getty Images

先発陣の柱として安定した数字を残しているロッキーズの菅野。(C) Getty Images

 コロラド・ロッキーズの菅野智之が、新天地で驚異的な粘りを見せている。

 菅野は今季7試合に登板し3勝2敗、防御率3.41、WHIP1.14をマーク。ボルティモア・オリオールズで苦戦した昨季から一転、標高が高く打者天国と称されるクアーズ・フィールドを本拠地としながら、先発陣の柱として安定した数字を残している。

 しかし、この快走の裏側に潜む危うさを指摘する声も少なくない。米誌『Sports Illustrated』は、「ロッキーズ・菅野の指標が疑問を提起」と題した記事を掲載。防御率が3.41であるのに対し、守備の影響を除いて被本塁打や四死球など投手自身の責任を評価する指標であるFIPが4.95と乖離している点に注目し「防御率がFIPより大幅に低い事実は、好守備や運に助けられている可能性を示唆している」と報じた。
 
 さらに同誌は、客観的なデータに基づき「菅野がここまで極めて幸運に恵まれてきたことは明らかだ。このパフォーマンスが今後も持続可能かどうかについて、基礎指標は異なる物語を語っている」と伝え、現状が実力以上の結果である可能性に警鐘を鳴らしている。

 一方で、現場からの評価は対照的に高い。現地5月4日(日本時間5日)ニューヨーク・メッツ戦で5回無安打の快投を見せた後、ウォーレン・シェーファー監督は「トモ(菅野)は今夜も素晴らしかった。非常に効率的で、今シーズンずっと我々のために仕事を続けてくれている」と称賛した。

 しかし『Sports Illustrated』は、「昨季より奪三振と与四球の比率が悪化しており、すでに6本塁打を許している。近いうちに成績悪化の兆候が訪れる可能性がある」と分析。被本塁打の多さや制球指標の低下を懸念材料として挙げている。

 ロッキーズにとって菅野の好投は、苦しい先発ローテーションを支える大きな存在となっている。同誌は「数字の上では、この成績を維持するのは難しいかもしれない。しかし、今の菅野にはそれを覆す勢いがある」とも指摘している。

 客観的な指標が示す下降予測を、菅野が今後も実力で覆し続けられるか。今後のシーズンを左右する最大の焦点となりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】打者有利”クアーズで躍動!菅野智之、メッツ相手に5回ノーヒット!
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