ニューヨークで、“次に獲得すべき日本人スター”論争が白熱している。
ヤンキースの専門メディア『Yanks Go Yard』は現地5月9日、「ヤンキースは村上宗隆を忘れられるかもしれない――次なる日本人ターゲットがNPBを破壊している」と題した記事を掲載。阪神タイガースの佐藤輝明を今オフの獲得候補として猛プッシュした。
同メディアはまず、昨年11月にヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが「長年、日本人スターがいなかった」と語ったことを回想。1997年の伊良部秀輝を皮切りに、03年の松井秀喜、07年の井川慶、12年の黒田博樹、五十嵐亮太、イチロー、そして14年の田中将大と、日本人選手が次々と加入してきたものの、田中が20年限りで退団して以降、日本人選手は在籍していないと紹介した。
そのうえで、昨オフには村上宗隆や岡本和真らの名前が候補として挙がっていたことに触れつつ、「本当に狙うべきは彼らではなかった」と主張。「2026年のNPBで最も熱い打者。阪神のサトウが、その存在だ」と高く評価した。
実際、佐藤の数字は圧倒的だ。昨季は40本塁打、102打点、WAR8.6と文句なしの活躍でセ・リーグMVPに輝いた。今季はここまで36試合に出場し、打率.377、10本塁打、30打点、OPS1.223(出塁率.461、長打率.762)と驚異的な数値を叩き出している。
圧巻の打撃内容に加え、同メディアは佐藤がヤンキース向きである理由についても詳しく分析している。「サトウは本職の三塁手であり、左打者。ヤンキー・スタジアムのショートポーチを最大限に生かせる存在だ。これがムラカミとの違いだ」と評価。守備面については「ゴールドグラブ級ではない」としながらも、24年シーズンに23個を記録した失策数が、2025年には6個まで減少している点を成長の証として挙げた。
さらに同メディアは「今オフにもメジャー挑戦の可能性がある」と伝え、「全盛期の左の長距離砲を獲得できるチャンス」と期待感を膨らませている。
米メディア『Just Baseball』の日系スポーツジャーナリストのカラサワ氏も記事の中で、「NPBを代表するスラッガーは、いよいよMLB移籍が現実味を帯びてきた」と言及した。特に注目したのが、スタットキャスト系のデータだ。「卓越したバットスピードと打球速度で、MLBでもトップクラスの数値を記録し、そのポテンシャルを世界に示した」と高く評価している。
同記者は佐藤の打撃について、「MLB屈指のパワーに匹敵する能力を持っている」と絶賛。その根拠として、「2025年の東京シリーズ前に行なわれたシカゴ・カブスとのエキシビションマッチでは、最大バットスピード87.8マイル(約141キロ)を計測した。これはオニール・クルーズやジャンカルロ・スタントンに匹敵する、まさにMLB屈指の怪物スラッガーの数値だ」と紹介した。
さらに、「2025年のレギュラーシーズンで左打者に本塁打を1本も許さなかったロサンゼルス・ドジャースのブレイク・スネルから、左対左の対戦で本塁打を放ったことも大きなインパクトを与えた」と、その一発に驚きを示した。
はたして“阪神の大砲”は、ブロンクスの救世主となるのか。米球界の注目が集まり始めている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「バースみたい」佐藤輝明の2年連続リーグ最速10号弾
ヤンキースの専門メディア『Yanks Go Yard』は現地5月9日、「ヤンキースは村上宗隆を忘れられるかもしれない――次なる日本人ターゲットがNPBを破壊している」と題した記事を掲載。阪神タイガースの佐藤輝明を今オフの獲得候補として猛プッシュした。
同メディアはまず、昨年11月にヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが「長年、日本人スターがいなかった」と語ったことを回想。1997年の伊良部秀輝を皮切りに、03年の松井秀喜、07年の井川慶、12年の黒田博樹、五十嵐亮太、イチロー、そして14年の田中将大と、日本人選手が次々と加入してきたものの、田中が20年限りで退団して以降、日本人選手は在籍していないと紹介した。
そのうえで、昨オフには村上宗隆や岡本和真らの名前が候補として挙がっていたことに触れつつ、「本当に狙うべきは彼らではなかった」と主張。「2026年のNPBで最も熱い打者。阪神のサトウが、その存在だ」と高く評価した。
実際、佐藤の数字は圧倒的だ。昨季は40本塁打、102打点、WAR8.6と文句なしの活躍でセ・リーグMVPに輝いた。今季はここまで36試合に出場し、打率.377、10本塁打、30打点、OPS1.223(出塁率.461、長打率.762)と驚異的な数値を叩き出している。
圧巻の打撃内容に加え、同メディアは佐藤がヤンキース向きである理由についても詳しく分析している。「サトウは本職の三塁手であり、左打者。ヤンキー・スタジアムのショートポーチを最大限に生かせる存在だ。これがムラカミとの違いだ」と評価。守備面については「ゴールドグラブ級ではない」としながらも、24年シーズンに23個を記録した失策数が、2025年には6個まで減少している点を成長の証として挙げた。
さらに同メディアは「今オフにもメジャー挑戦の可能性がある」と伝え、「全盛期の左の長距離砲を獲得できるチャンス」と期待感を膨らませている。
米メディア『Just Baseball』の日系スポーツジャーナリストのカラサワ氏も記事の中で、「NPBを代表するスラッガーは、いよいよMLB移籍が現実味を帯びてきた」と言及した。特に注目したのが、スタットキャスト系のデータだ。「卓越したバットスピードと打球速度で、MLBでもトップクラスの数値を記録し、そのポテンシャルを世界に示した」と高く評価している。
同記者は佐藤の打撃について、「MLB屈指のパワーに匹敵する能力を持っている」と絶賛。その根拠として、「2025年の東京シリーズ前に行なわれたシカゴ・カブスとのエキシビションマッチでは、最大バットスピード87.8マイル(約141キロ)を計測した。これはオニール・クルーズやジャンカルロ・スタントンに匹敵する、まさにMLB屈指の怪物スラッガーの数値だ」と紹介した。
さらに、「2025年のレギュラーシーズンで左打者に本塁打を1本も許さなかったロサンゼルス・ドジャースのブレイク・スネルから、左対左の対戦で本塁打を放ったことも大きなインパクトを与えた」と、その一発に驚きを示した。
はたして“阪神の大砲”は、ブロンクスの救世主となるのか。米球界の注目が集まり始めている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「バースみたい」佐藤輝明の2年連続リーグ最速10号弾




