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MLB

大谷翔平、6回無安打7K1失点に不満顔も…メジャー113年で米記者が発見した防御率0.82の“凄み”

THE DIGEST編集部

2026.05.28

大谷は6回を無安打1失点に抑え今季5勝目を挙げた。(C)Getty Images

大谷は6回を無安打1失点に抑え今季5勝目を挙げた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地5月27日(日本時間28日)、本拠地でのコロラド・ロッキーズ戦に1番・投手兼指名打者で先発出場。今季ワースト5四死球で制球に課題を残すも今季5勝目を手にした大谷に、新たな数字が脚光を浴びている。

 立ち上がりを無失点に抑えた直後の第1打席、ロッキーズ先発の菅野智之から、いきなり先制点を奪った。初回、菅野の投じた150キロの直球を豪快にバックスクリーンに運んだ。打球速度111.3マイル(約179キロ)、飛距離424フィート(約129.2メートル)を計測する先頭打者アーチで、自身を援護した。

 一方、投げては制球に苦しんだ。4回に先頭から2者連続で四死球を与えて一死一、三塁にピンチを招くと、6番のカストロを二塁へのゴロに打ち取ったが、三塁ランナーが生還して1点を失った。続く7番トーバーを3球連続100マイル(約160キロ)近いフォーシームで攻めて三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 5回も先頭に四球を与えたが、後続をピシャリ。6回は先頭のラムフィールドをスライダーで空振り三振に斬って取ると、後続を中直、右飛にして三者凡退。地元ファンから総立ちの拍手を受けた大谷だったが、この日の投球内容に納得の表情は浮かばず、足早にダグアウト裏に引き揚げた。

 ロッキーズ打線に1本の安打を許さず、6回まで99球を投げて無安打、5四死球、7奪三振、1失点という内容。規定投球回まで1イニング足りないながらも、防御率は0.82を記録している。
 
 試合後、MLB公式サイト『MLB.com』のサラ・ラングス記者は自身のXのなかで、自責点が両リーグで公式記録となった1913年以降、開幕戦を除くシーズン最初の9試合における防御率ランキングを発表。トップは2021年に防御率0.62のジェイコブ・デグロム(当時ニューヨーク・メッツ)で次位に1966年の防御率0.69のフアン・マリシャル(当時サンフランシスコ・ジャイアンツ)、1914年に防御率0.76のダッチ・レナード(ボストン・レッドソックス)で、大谷の0.82が2009年のザック・グリンキー(カンザスシティ・ロイヤルズ)と1919年のエディ・シコット(シカゴ・ホワイトソックス)に並んだと伝えた。

 この日は制球に苦しみフラストレーションを表すシーンが散見されたが、それでも要所で三振を奪うなど相手打線に的を絞らせず無失点に抑えたのは、二刀流たる凄みをみせつけた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷が今季5勝目!バットでは菅野智之から先頭打者アーチ
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