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大谷翔平、3失点だった2回から立ち直った“異例”の役割変更「3回からはオオタニ自身が…」

THE DIGEST編集部

2026.06.25

ツインズ戦に「1番・DH兼投手」の二刀流で先発出場したドジャースの大谷。今季8勝目を飾った。(C)Getty Images

ツインズ戦に「1番・DH兼投手」の二刀流で先発出場したドジャースの大谷。今季8勝目を飾った。(C)Getty Images

 現地6月24日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は敵地で行なわれたミネソタ・ツインズ戦に「1番・投手兼DH」でスタメン出場。投げては6回まで89球を投げ、5安打8奪三振2四球3失点(自責点2)で今季8勝目、バッターとしては5打数2安打1打点だった。

 投手としては、1対0で迎えた2回に失点を重ねた。この回先頭の5番ビクター・カラティニに右安打。次打者を空振り三振に抑えたものの、7番ブルックス・リーとトリスタン・グレイに連打を浴びて1死満塁のピンチを招く。続くライアン・クライドラーの打席で、サインミスにより捕手ダルトン・ラッシングの捕逸で追いつかれると、そのクライドラーに2点タイムリーを許した。

 この回に大谷とラッシングは、別の場面のやり取りでも行き違いがあった。低めスイーパーの球審のボール判定に対して、大谷は即座にABSチャレンジを要求。ラッシングは首を振って反対したが、大谷はチャレンジを貫き、結果的に判定はストライクに覆った。

 3点を失ったが大谷は3回以降は立ち直り、6回までゼロを刻んだ。

 実はその裏には、異例の変更があったようだ。MLB公式サイト『MLB.com』は、「崩壊を防ぐため、バッテリーは修正を図った。3回からはオオタニ自身が完全に主導権を握り、自ら球種を選択することにした」と、通常は捕手が行なう配球の役割を試合途中から大谷自身が担っていたと伝えた。
 
 記事によると、その効果はすぐに表れた。「オオタニは3回、バイロン・バクストン、コディ・クレメンス、ジョシュ・ベルを三者連続三振に仕留めると、その後も快調な投球を披露。最後に対戦した15人の打者のうち13人を打ち取り、4イニング連続無失点でこの日の登板を締めくくった」と、好結果につながったと続けた。

 またデーブ・ロバーツ監督は「(大谷が配球主導したことは)ラッシングのプライドを傷つけるようなことではなかったと思う。むしろ、彼を精神的に楽にしたはずだ。もし迷いが生じたとしても、最終的な決定権は常に投手にあり、自分で配球を決めることができるから。だから、そうすると決めてからは、事態はかなりスムーズに進んだと思う」と、捕手のメンタル面にも好影響を与えたという見解を示した。

 大谷は、序盤の苦境を自身の能力で脱し、3試合ぶりのクオリティスタート(6回以上を投げ自責3点以内)を達成。打撃と合わせ、ツインズとの3連戦スイープに大きく貢献した。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平とラッシング、バッテリーでABSチャレンジへの見解が分かれる
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