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「昨季だけの一発屋だったのか」復調が遠い60発男ローリーに米メディア苦言 「速球に約1秒振り遅れている」 

THE DIGEST編集部

2026.07.06

昨季60本塁打を放ったローリーが大不振に陥っている。(C) Getty Images

昨季60本塁打を放ったローリーが大不振に陥っている。(C) Getty Images

 シアトル・マリナーズのカル・ローリーは2026年、開幕前までの評価とは大きく異なるシーズンを送っている。5月中旬に右脇腹を痛め負傷者リスト(IL)登録となり、復帰後の現在も本調子とは言えないパフォーマンスが続く。

 7月4日のトロント・ブルージェイズ戦では今季9号本塁打を放ち、チームの白星に貢献。だが、昨季には“60本”という数字を残しているだけに、その成績に物足りなさを感じるファンがほとんどだろう。
 
 当然、ローリーへの厳しい反応を見せるのは、現地メディアも同様だ。スポーツサイト『YARDBARKER』は7月4日配信の記事において、今季の内容に苦言を呈しており、「『ビッグ・ダンパー』の愛称で広く知られ、2025年には自己最多の60本塁打を放ち、ホームランダービーでも優勝したカル・ローリー。しかし今季は期待を大きく裏切る成績に終始しており、『昨季だけの一発屋だったのではないか』との議論が巻き起こっている」などと綴っている。

 また、打撃内容も掘り下げ、各スタッツをフォーカス。「ローリーは故障者リストから復帰後の16試合で21三振を喫していた。三振率は32.1%で、MLB全体の下位5%に位置している」と指摘。さらに、「ボール球に手を出す割合を示すチェイス率は36.7%で、こちらも下位15%。高めのボール球を追いかけているだけでなく、速球に対しても継続的にタイミングが合わず、約1秒近く振り遅れている」などと読み解いている。

 加えて同メディアは、今年の春先まで遡り、「ローリーの不振はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕時から長期間にわたって続いている。今季は負傷も経験しているが、それが現在の深刻な打撃不振の原因というわけではない」と強調する。

 そして記事では、「今季の長い不振はローリー本人に重くのしかかり、マリナーズ打線の“ブラックホール”をさらに深刻なものにしている」と厳しく評価している。

 昨季、ただひとり本塁打数を“大台”に乗せ球界を席巻したローリー。ここから本来の輝きを取り戻せるか。マリナーズの命運を左右する存在として、夏場以降もその打棒に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】昨季60発ローリーの第9号ホームラン
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