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MLB

ドジャースに死角あり? ブルペン陣を救うのは被打率.086の“魔球”を持つWBCプエルトリコ代表右腕か 米誌注目

THE DIGEST編集部

2026.07.08

チェンジアップを武器に今季キャリア最高の防御率2.37をマークしているオリオールズのガルシア。(C)Getty Images

チェンジアップを武器に今季キャリア最高の防御率2.37をマークしているオリオールズのガルシア。(C)Getty Images

 MLBでは現地8月3日にトレードデッドラインを迎える。各チームが前半戦の戦績を振り返り、後半戦やポストシーズンに向けた戦力補強や来季以降を見据えた主力の放出など様々な手を加える重要な期間だ。

 だが、動く必要が無い球団もある。その最たる例がロサンゼルス・ドジャースだ。アンドリュー・フリードマン編成総責任者の「シーズン前に補強を終える」との思想の通り、昨オフもカイル・タッカーやエドウィン・ディアスを獲得。その影響かは不明だが、ドジャースは今季MLB最速で60勝に到達。現在ナ・リーグ西地区で2位アリゾナ・ダイヤモンドバックスに14ゲーム差をつけている。

 負傷者が多発している中でも安定した強さを発揮しているドジャースは、離脱者の復帰や内部成長だけでかなりの戦力上昇が見込める状況だが、現地メディアからは比較的層の薄いブルペン陣の補強を提言する声も出ている。
 
 米誌『Sports Illustrated』ドジャース版はボルティモア・オリオールズの救援右腕リコ・ガルシアをドジャースの獲得候補として紹介した。ディアスを右肘の遊離体除去手術で欠く中、32歳のベテランの補強はブルペン陣の安定感を高めるほか、他のリリーフ投手の疲労を軽減できると期待を込める。

 今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にプエルトリコ代表として出場したガルシアは今季、防御率2.37とキャリア最高のシーズンを過ごしている。41登板で12ホールド、4セーブ、WHIP0.84、被打率.152、奪三振率9.71と申し分ないスタッツもマーク。特に28.1%の割合で投じているチェンジアップは被打率.086と「相手打者にとって致命的」な球種となっているという。

 さらにドジャースにとって魅力的なのは、ガルシアには2030年まで契約が残っており、の対象にもなっていない点。ただ、これによって獲得のために支払う対価が大きくなる可能性もあり、獲得を避ける理由にもなり得ると指摘している。

 7月7日には元守護神のエバン・フィリップスが復帰登板で会心のピッチングを披露するなどポジティブな話題もあったドジャースのブルペン陣。1か月後に迫るトレードデッドラインで補強に動くのか、それとも現状のメンバーでワールドシリーズ3連覇を目指すのか。スター軍団の動向に要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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