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MLB

メジャー125年で3度の超レアケースがわずか4日間で2度も…史上初の“不名誉レコード”も達成 NPBでは山井大介氏、佐々木朗希が経験

THE DIGEST編集部

2026.07.10

パーフェクトのまま降板したジョーンズ(左)とペレス(右)。(C)Getty Images

パーフェクトのまま降板したジョーンズ(左)とペレス(右)。(C)Getty Images

 MLBで極めてレアな珍事が起きた。

 ピッツバーグ・パイレーツのジャレッド・ジョーンズは現地7月8日のアトランタ・ブレーブス戦に先発登板。6イニング(77球)無失点で8奪三振、そして1人の出塁も許さないパーフェクトピッチングを継続していたが、6回を終えたところで降板した。右肘靭帯再建手術から復帰してまだ日が浅いため、球数制限があった。

 また、5日にはマイアミ・マーリンズのユーリー・ペレスもアスレティックス戦で7回(92球)を投げて8奪三振で無失点、被安打0、無四死球のパーフェクト投球。こちらも完全試合が狙える状況だったが、8回のマウンドには上がらなかった。

 MLB専門のデータ分析メディア『Codify』のXによると、1901年以降のMLBで6回以上パーフェクトを継続しながら降板した例は2016年に1回、22年に2回。およそメジャー125年間で3回しかなかった“レアケース”が4日間だけで2件発生したと紹介した。
 
 驚きなのは、パイレーツが0-3で試合に敗れた点だ。後続がリードを許したのはもちろん、そもそも6回終了時までに援護点が無く、ジョーンズは勝利投手の権利が得られなかった。データ分析プラットフォーム『Opta』によると、現代MLBにおいて6回以上をパーフェクトで投げた投手に勝星がつかなかったのは史上初だという。

 またペレスについても、降板した7回終了時点で8点の大量援護を受けて勝利投手の権利を得ていたが、リリーフ陣が8回に5失点、そして9回に3失点を喫した。辛うじて9回表に1点が入ったため、リードを保ったまま9-8で辛勝したが、ペレスは危うく“史上2人目”になるところだった。

 ちなみに日本球界のパーフェクト降板は印象的な内容だ。中日ドラゴンズの山井大介が北海道日本ハムファイターズとの07年日本シリーズ第5戦で8回までパーフェクトを継続。9回は岩瀬仁紀が3人で抑えてNPB史上唯一の継投による完全試合で球団53年ぶりの日本一に輝いた例がある。

 また、22年4月には佐々木朗希(当時千葉ロッテマリーンズ)が同じくファイターズ戦で8回パーフェクト。2試合連続の完全試合という大偉業達成が目前だったが、疲労を考慮して降板した例もある。

構成●THE DIGEST編集部

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