現地7月13日(日本時間14日)、米誌『Sports Illustrated』のJ.P.・ホーンストラ記者は、「ドジャースの7億ドルの投資は、グラウンド外でも目に見える成果を上げている」と小見出しを付けた記事を配信。2023年12月に当時のスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(当時約1015億円)の大型契約で加入した大谷翔平が、球団にもたらしている経済効果に注目した。
大谷はロサンゼルス・ドジャース加入後、2年連続でワールドシリーズ(WS)を制覇し、大谷自身も2年連続(通算4度目)のリーグMVPに輝いた。25年にはメジャー史上初となる「50本塁打・50盗塁」の偉業も達成。今季は投打の二刀流として、球宴前までに先発投手として14試合に登板し、8勝2敗、防御率1.79を記録。打者としても92試合に打席に立ち、打率.293、22本塁打、OPS.953と圧巻の成績をマーク。今季はメジャー史上初となる「50本塁打・20勝」という前人未到の偉業にも期待が高まっている。
ドジャースの社長兼CEOを務めるスタン・カステン氏は、米スポーツビジネス系ポッドキャスト番組『Sports Business Radio』に出演し、大谷の加入後に球団にもたらされた変化について言及した。
「私たちは365日、4か国語でスタジアムツアーを実施しています。これは大きなビジネスで、参加者は途中でチームストアにも立ち寄ります。毎日営業していますが、オオタニが来る前は1日の売り上げが約3000ドル(約48万7000円)でした。しかし、オオタニが加入して最初の(2024年)オフシーズンには、1日3万ドル(約486万円)を売り上げたのです。これは私たちも予想していなかった影響でした」
一見すると小さな変化に思えるかもしれない。しかし、同記者は「チームストアの売り上げだけでも約110万ドル(約1億7850万円)から約1100万ドル(約17億8500万円)へと増加した計算になる」と説明。「この増収分だけでも、オオタニが現在受け取っている年間200万ドル(約3億2500万円、年俸7000万ドルのうち6800万ドルは後払い)の実質年俸を十分に上回る」と指摘し、「ドジャースの7億ドルの投資は、すでに目に見える成果を上げている」と評価した。
さらに、「『オオタニ効果』はチームストアの売り上げ10倍だけではない」と強調。大谷の加入後、ドジャースはJTB、コーセー、全日本空輸(ANA)、ヤクルト、エスフーズ、築地銀だこ、伊藤園など日本企業とのスポンサー契約が相次ぎ締結し、今年にはドジャー・スタジアムのネーミングライツを日本のアパレルブランド、ユニクロが取得したことも紹介した。
そんなドジャースの昨季のスポンサー収入は、北米プロスポーツチームとして史上初めて2億ドル(約325億円)を突破したと米国で報じられている。また、複数の米メディアによれば、昨季は球団史上初となる本拠地総観客数400万人を突破(1試合平均約5万人)し、13シーズン連続でMLB最多観客動員を記録。さらに、2年連続のワールドシリーズ制覇による分配金9247万ドル(約143億9000万円)の収入も加わり、同記者は「二刀流スターが球団にもたらした経済効果は計り知れない」と指摘している。
投打二刀流で驚異的なパフォーマンスを見せ続ける大谷が球団にもたらす経済効果は計り知れない。その影響力はフィールド内外でますます大きくなっている。
構成●THE DIGEST編集部
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大谷はロサンゼルス・ドジャース加入後、2年連続でワールドシリーズ(WS)を制覇し、大谷自身も2年連続(通算4度目)のリーグMVPに輝いた。25年にはメジャー史上初となる「50本塁打・50盗塁」の偉業も達成。今季は投打の二刀流として、球宴前までに先発投手として14試合に登板し、8勝2敗、防御率1.79を記録。打者としても92試合に打席に立ち、打率.293、22本塁打、OPS.953と圧巻の成績をマーク。今季はメジャー史上初となる「50本塁打・20勝」という前人未到の偉業にも期待が高まっている。
ドジャースの社長兼CEOを務めるスタン・カステン氏は、米スポーツビジネス系ポッドキャスト番組『Sports Business Radio』に出演し、大谷の加入後に球団にもたらされた変化について言及した。
「私たちは365日、4か国語でスタジアムツアーを実施しています。これは大きなビジネスで、参加者は途中でチームストアにも立ち寄ります。毎日営業していますが、オオタニが来る前は1日の売り上げが約3000ドル(約48万7000円)でした。しかし、オオタニが加入して最初の(2024年)オフシーズンには、1日3万ドル(約486万円)を売り上げたのです。これは私たちも予想していなかった影響でした」
一見すると小さな変化に思えるかもしれない。しかし、同記者は「チームストアの売り上げだけでも約110万ドル(約1億7850万円)から約1100万ドル(約17億8500万円)へと増加した計算になる」と説明。「この増収分だけでも、オオタニが現在受け取っている年間200万ドル(約3億2500万円、年俸7000万ドルのうち6800万ドルは後払い)の実質年俸を十分に上回る」と指摘し、「ドジャースの7億ドルの投資は、すでに目に見える成果を上げている」と評価した。
さらに、「『オオタニ効果』はチームストアの売り上げ10倍だけではない」と強調。大谷の加入後、ドジャースはJTB、コーセー、全日本空輸(ANA)、ヤクルト、エスフーズ、築地銀だこ、伊藤園など日本企業とのスポンサー契約が相次ぎ締結し、今年にはドジャー・スタジアムのネーミングライツを日本のアパレルブランド、ユニクロが取得したことも紹介した。
そんなドジャースの昨季のスポンサー収入は、北米プロスポーツチームとして史上初めて2億ドル(約325億円)を突破したと米国で報じられている。また、複数の米メディアによれば、昨季は球団史上初となる本拠地総観客数400万人を突破(1試合平均約5万人)し、13シーズン連続でMLB最多観客動員を記録。さらに、2年連続のワールドシリーズ制覇による分配金9247万ドル(約143億9000万円)の収入も加わり、同記者は「二刀流スターが球団にもたらした経済効果は計り知れない」と指摘している。
投打二刀流で驚異的なパフォーマンスを見せ続ける大谷が球団にもたらす経済効果は計り知れない。その影響力はフィールド内外でますます大きくなっている。
構成●THE DIGEST編集部
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