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K・ヘルナンデスが復調した理由「精神的な問題が大きかった」ドジャース地元メディア期待「新たなアプローチで成果をあげれば、打線の助けになる」

THE DIGEST編集部

2026.08.20

ロッキーズ戦で4打数2安打、1本塁打、3打点と結果を出したK・ヘルナンデス。(C)Getty Images

ロッキーズ戦で4打数2安打、1本塁打、3打点と結果を出したK・ヘルナンデス。(C)Getty Images

 現地8月19日、ロサンゼルス・ドジャースが敵地でコロラド・ロッキーズと対戦。延長にもつれ込んだ一戦を6対4で制し、ロッキーズに3連勝した。

 試合後、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、4打数2安打、1本塁打、3打点と活躍したキケ・ヘルナンデスに注目。「チームの深刻な不振を打開するのは、キケかもしれない」と題した記事を公開した。

「ドジャースがロッキーズをスイープしたが、それ以上に重要なのは、打線が活性化したことだ。シリーズ開始時点で、ほぼすべての打者が不調に陥っていたが、なかでもとくに苦戦していた打者のひとりがキケだった」

 オフに左肘を手術したK・ヘルナンデスはシーズン開幕を負傷者リスト(IL)で迎え、5月25日に復帰。4打数4安打、二塁打2本、本塁打1本を記録したものの、2日後の5月27日に左腹斜筋の張りでふたたびIL入り。7月28日に復帰してからは、24打数2安打、打率.083と低迷していた。

 
 そして迎えた19日のロッキーズ戦で適時打と本塁打を放って3打点の活躍。「キケがようやく調子を取り戻した。腹斜筋を痛める前の状態に戻ったように見える。好調な打撃を見せたキケは、成功への道筋を見つけたのかもしれない」と同メディアは称賛した。

 それではなぜキケは、調子を取り戻せたのか。「キケの不振は、打者にはよくある問題だった。つまり打撃アプローチを考えすぎてしまうことが要因だった。試合後に、“精神的な問題が大きかった。きょうは『もうどうでもいい。とにかくグラウンドで勝負しよう』と気持ちを割り切った。そして2度、いいスイングができて、チームに貢献できた。この調子を維持していきたい”と語った」。同メディアは本人のコメントを引用して伝えた。

「プレーの記憶を定着させるために、キケは昔ながらの日記をつけることにした。本人は“帰りの飛行機の中で、メモにいくつかのヒントを書き留めて、それをこれからの試合に生かしていきたい”と語った。キケは毎試合のようにスタメンで出場する選手ではない。あらゆるポジションを守れるユーティリティーにとって、左投手相手の時しかプレーできないのは厳しい状況だろう。しかし、新たなアプローチで成果をあげれば、不安定なドジャース打線の助けになるかもしれない」

 とりわけプレーオフの大舞台で好守に活躍し、“ポストシーズン男”とも称されるK・ヘルナンデスの復調は、ナ・リーグのポストシーズンシード権を争っているドジャースにとって、頼もしく、心強い材料になりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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