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ナ・リーグCY賞争いはミジオロウスキーの“独走”ではない? MLB公式が分析「実は皆さんが思っているよりも接戦になっているのでは?」

THE DIGEST編集部

2026.09.12

今季、防御率や奪三振など圧巻の数字をマークしているブルワーズのミジオロウスキー。(C)Getty Images

 ミルウォーキー・ブルワーズの右腕ジェイコブ・ミジオロウスキーは、今季ここまで防御率は1.95、奪三振236、WHIP0.80と、軒並み驚異的な数字をマーク。MAX105.5マイル(約169.8キロ)を誇る24歳は、MLB2年目にしてナ・リーグのサイ・ヤング(CY)賞の最有力候補に挙げられている。

"現役最速右腕"を脅かす存在は、いるのか。MLB公式サイト『MLB.com』が占った。同メディアは「ナ・リーグのCY賞争いは、実は皆さんが思っているよりも接戦になっているのではないか?」と切り出し、以下のように続けた。

「『ザ・ミズ』は、おそらくこの賞の行方を自らの手で握っている。残りの数試合でもこの調子で投げ続ければ、ナ・リーグのCY賞獲得は確実視されるだろう。しかし、今後数週間で状況が特定の展開を見せれば、同賞の投票委員たちは苦渋の決断を迫られることになるかもしれない」

 そしてミジオロウスキーのハイレベルな数字を高評価しつつ、「9月の初登板は今季最悪の内容で、(シカゴ・)カブス戦でわずか4イニングで5失点を喫した。もし最後の数試合で再び調子を崩せば、この争いに加わる他の投手たちがあまりにも好調なため、争いはさらに激化する可能性がある」と指摘する。
 
 また「投球回数でも(ともにフィラデルフィア・フィリーズの左腕であるヘスス・)ルザードや(クリストファー・)サンチェスに後れを取っている。ブルワーズはNL中地区で首位を独走しており、ナ・リーグのトップ2シード獲得も視野に入っているため、シーズン終盤にかけて球団がエースを慎重に起用するシナリオも考えられる。何しろ、ミルウォーキーは今シーズン、オールスターゲーム前後の時期にすでに彼の投球負担を軽減していたのだ」とも、主張した。

 そのうえで、ライバルにはアトランタ・ブレーブスの左腕クリス・セール、ルザード、サンチェスを挙げた。

 セールは「投球回や奪三振数での争いにおいて、大きな差を縮めることはおそらくないだろう。しかし、防御率とWHIPの部門では最大の脅威」、ㇽサードは「後半戦では防御率1.84を記録し、8月はMLBトップの防御率1.31で締めくくった」、サンチェスは「(代替可能な選手に比べ、どれだけ勝利の数を上積みしたかを示す指標の)bWARでナ・リーグ首位を維持しており、fWARでもミジオロウスキーに0.1差まで迫っている」と、特長を紹介した。

 シーズン終盤、優勝やワイルドカードの争いとともに、個人タイトルの行方も注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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