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「シカゴに残る場合、カブスだけではない」今永昇太のFAで米注目 浮上した“同都市ライバル”

THE DIGEST編集部

2026.10.05

今季は二桁勝利に乗せた今永。FAとなる今オフの動向が注目される。(C)Getty Images

今季は二桁勝利に乗せた今永。FAとなる今オフの動向が注目される。(C)Getty Images

 シカゴ・カブスの今永昇太は、サンディエゴ・パドレスとのワイルドカードシリーズでは登板がなく、チームが2連敗で敗退となったため、メジャー3年目の戦いを終えた。ここからは、自身のフリーエージェント(FA)の動向に注目が集まっていく中で、すでに他球団移籍の可能性も現地メディアで報じられている。

 今季、球団側から提示された1年2202万5000ドル(約35億円)のクオリファイリングオファーを受諾しシーズンに臨んだ今永は、11勝(10敗)と自身2年ぶりの二桁勝利、さらには規定投球回にも到達(174回1/3)した。また、32先発もチーム最多タイと、シーズンを通してマウンドに登り続けた。
 
 オフを前に、今永の去就については米国各メディアが関心を寄せている。米スポーツサイト『YARDBARKER』も10月3日、今永の特集記事を配信。その中では、米メディア『Bleacher Report』が発表した今永の「FA移籍先ランキング」の内容を伝えており、「ティム・ケリー記者は今永の移籍先候補として、ホワイトソックスをサンディエゴ・パドレス、サンフランシスコ・ジャイアンツに次ぐ3位に挙げた」と記している。

『YARDBARKER』はこのランキングを受け、「ケリー記者の主張は明快だ。今永がシカゴに残る場合、その選択肢はカブスだけではないということだ」などと言及。

 さらに、ケリー記者のランキングでは、カブス(残留)が「5位」だったとして、同メディアは「これはジェド・ホイヤー編成本部長が今永との再契約の可能性を完全に排除したという意味ではない。ただ、両者の関係に終わりが近づいている可能性を示唆するものではある」などと主張する。

 その一方で、ホワイトソックスが移籍先有力候補に挙がっている点についても、「歴史的な低迷から這い上がりながら、いまだ先発ローテーションが完成していないホワイトソックスにとって、投球内容の純粋な評価だけでは見落とされがちな『イニングを投げられること』には大きな価値がある」と指摘。今季、32度先発マウンドに登った今永が補強として「理に適っている」と論じている。

 加えて同メディアは、ホワイトソックスがFA市場でカブスと選手獲得で競り合うことは、「単なるシカゴのライバル対決を演出するためのものではない」と説きながら、「2027年も上位争いを続けるため、チーム編成上の必要性から生じる動きなのだ」などと綴っている。

 同じ都市を拠点とする両球団の日本人左腕をめぐる動きは、今オフの大きな話題となるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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