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山本由伸のABSチャレンジ要求を“拒否”したスミスにLA記者怒り心頭「あの打席が三振で終わっていれば…」ドジャース2連敗につながった「運命を分けた1球」が物議

THE DIGEST編集部

2026.10.13

ブルワーズ戦に先発した山本由伸。際どいボール判定が物議を醸している。(C)Getty Images

ブルワーズ戦に先発した山本由伸。際どいボール判定が物議を醸している。(C)Getty Images

 運命を分けた1球が物議を醸している。

 ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が現地10月12日(日本時間13日)、敵地で行なわれているミルウォーキー・ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第2戦に先発登板。3回途中4安打1三振2四球3失点で降板した。際どいボールに日本人右腕はABSチャレンジを捕手のウィル・スミスに要求したが、相棒はこれをせず。LA記者や米メディアの間で疑問に上がるほど話題になっている。

 ドジャースが2対1とリードした3回1死二塁の場面。3番のブライス・テュラングに対し、フルカウントから投じた外角のカットボールはボール判定に。1点を左右する局面で山本はこめかみを叩きABSチャレンジを求めるリアクションを見せた。しかし、捕手のスミスはノーリアクション。チャレンジはなかった。山本はスミスからボールを受け取ったあと、四球に納得するかのように「うんうん」とうなずいた。

 だがリプレー映像を見ると、山本の口からは「ボール?」と漏らし、際どい判定に不満げな表情を浮かべていた。

 このシーンについて、“ピッチングニンジャ”の愛称で知られる米投球アナリストのロブ・フリードマン氏は「ヤマモトは、ボール判定に異議を唱えることを本気で望んでいた」と、自身のXで取り上げた。
 
 実はテュラングに対しては初回の第1打席でも、追い込んでから際どいボール球があったがABSチャレンジはなく、直後に二塁打を打たれて失点につながった。米メディア『Talkin' Baseball』は「ここでウィル・スミスのチャレンジがあれば、初回の末尾が変わっていたかもしれない」と、失点を喫することはなかったとの見解を示した。

 米誌『Sports Illustrated』のドジャース番記者ノア・カムラス氏は、問題となったテュラングの打席を自身のXで2画面にして比較している。同氏は「ドジャースがリプレー検証を求めていれば、どちらも三振になっていた。2回目(画面右)の打席では、ヤマモトはABSチャレンジを望んだが、ウィル・スミスがそれを拒否した。もしあの打席が三振で終わっていれば、この試合は大きく違った展開になっていた」と指摘し、試合の運命を大きく分けた1球だったと断言。流れを決定づけたスミスの“ノーチャレンジ”を非難した。

 試合はドジャースが4対7で敗北し、シリーズ2連敗。ブルワーズ投手陣の前に打線は3安打に抑えられ、ワールドシリーズ3連覇に向け暗雲が漂っている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「ABSしろよ!」山本由伸が訴えた運命を分けた“1球”
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