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MLB

MLB今季から導入のABS、PSでのレギュラーシーズンとの変化を米メディア報道「打者の成功率が高まっている」

THE DIGEST編集部

2026.10.13

ブルワーズとのNLCSに臨んでいるドジャースの大谷。(C)Getty Images

ブルワーズとのNLCSに臨んでいるドジャースの大谷。(C)Getty Images

 野球の世界一球団決定に向けて佳境を迎えているMLBは、現在両リーグの優勝決定シリーズ(CS)が行なわれている。ナ・リーグはミルウォーキー・ブルワーズがロサンゼルス・ドジャースを相手に2勝0敗とし、ア・リーグではクリーブランド・ガーディアンズがタンパベイ・レイズとの初戦を制した。そのなかで、米スポーツ専門局『ESPN』がポストシーズン(PS)における地区シリーズまでのABSチャレンジの使用回数と成功率を報じた。

 同メディアは「PSでABS(自動ボール・ストライク判定システム)のチャレンジを多用するMLBチーム」と銘打った記事で、「プレーオフではレギュラーシーズンに比べ、打者によるABSチャレンジの成功率が高まっており、ポストシーズン初導入となったこのシステムをチーム全体として、より積極的に活用している」と切り出す。

 そして「ワイルドカード・シリーズとディビジョン・シリーズの計25試合で、ABSチャレンジは合計121回行なわれ、そのうち71回が判定を覆すことに成功した。成功率は59%で、レギュラーシーズンの54%から上昇している。このなかには、打者によるチャレンジの成功率の49%から57%(51回中29回)への向上も含まれる」と続ける。

 さらに「打者が必ずしも慎重になっているわけではない。PS全体で見るとチームのチャレンジ回数は増加しており、1試合平均4.8回と、レギュラーシーズンの4.3回を上回っている。打者によるチャレンジも1試合平均1.96回から2.04回へと増えた」と、回数も増えていると主張した。
 
 また、「捕手によるチャレンジの成功率は60%(70回中42回)で、レギュラーシーズンの59%をわずかに上回った。投手によるチャレンジは1回のみで、レイズのグリフィン・ジャックスが成功させている(1回中1回)」という。

 一方、CSに出場している4チームに関しては「クリーブランドは13回中7回、ミルウォーキーは16回中8回、タンパベイは5回中3回(打者はなし)、ドジャースは6回中2回、それぞれチャレンジに成功した」と伝えた。

 今季から導入されたABSチャレンジの使い方も、今後の勝負の行方を左右するかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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