リーグ優勝決定シリーズで敗れたロサンゼルス・ドジャースがオフシーズンに突入。選手の去就に注目が集まるなか、米スポーツ誌『Sports Illustrated』が10月18日、「ドジャースが失ってはならないフリーエージェントと、失ってもいいフリーエージェント」と題した記事を公開した。
「ドジャースは今オフシーズンに、いくつかの重要な決断を下さなければならない」
今オフ、ドジャースの選手でフリーエージェント(FA)になる選手が9人いる。クリス・ブービッチ投手、ブルスダー・グラテロル投手、エリック・ラウアー投手、エバン・フィリップス投手、ブレイク・トライネン投手、アレックス・ベシア投手、タリク・スクーバル投手、キケ・ヘルナンデス内外野手、そして現役引退のミゲル・ロハスだ。
「すでに多くの議論が飛び交っているスクーバルには、ここでは触れないでおこう。スクーバルを除く選手のなかで、手放したくない選手はほかにもいる」
このように話を続けた同メディアは、「失ってはいけないFA」として30歳左腕ベシアの名前を挙げた。「2021年に加入して以降、球団にとって欠かせない存在となっている。21年に41試合に登板して以降、22年以降のシーズンでいずれも56試合以上に登板。直近3シーズンは67試合、68試合、72試合と3年連続で自己最多登板数を更新している。26年シーズンは58イニングを投げて、防御率2.64、74奪三振だ」と、リリーフ左腕の働きぶりを強調した。
「ベシアはブルペンの主力投手となり、毎年、チームにとって最も重要なリリーフ投手のひとりとして静かに貢献してきた。21年から23年までは毎年1セーブずつ記録していたが、この3シーズンで13セーブを挙げている。26年に365万ドル(約5.8億円)を稼いだが、今年は昇給が見込まれている。スポーツ選手の契約や給与に特化したメディア『Spotrac』は、ベシアが今後の2年間で1410万ドル(約22億円)の契約を結ぶと予測。契約額がそれを上回る可能性も十分にある。ドジャースは何人かのブルペン投手を失うが、左の要としてベシアを呼び戻すのは賢明な判断だろう。ちなみにベシアはドジャースとの契約を希望しているという」
このようにベシアを高評価した同誌は、一方で「失ってもいいFA」についても言及。35歳のベテラン、キケ・ヘルナンデスを挙げている。
「ユーティリティーのキケは、13年のキャリアで一度もオールスターに選ばれたことがない。通算OPSは.706だ。それにもかかわらず、20年以降のドジャースの3度のワールドシリーズ優勝において、最も重要なメンバーのひとりだった」
"ミスター・オクトーバー"との愛称があるように、ポストシーズンにめっぽう強く、何度もチームの勝利に貢献してきた。ポストシーズン出場97試合はドジャース史上最多で、ポストシーズン通算17本塁打のうち、12本をドジャース時代に放っている。
「とはいえ近年は健康状態を維持するのに苦労してきた。今年はレギュラーシーズンでわずか41試合にしか出場できず、ポストシーズンでは14打数1安打に終わった。35歳のキケにとって、全盛期は過ぎ去った。とくに野手陣の若返りを必要としているドジャースにおいて、長年ドジャースファンに愛されてきたキケの居場所はない」
キケは過去に「ドジャース以外でプレーしない」と語っていた。ドジャースとキケは、今オフにどのような決断を下すのか。
構成●THE DIGEST編集部
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「ドジャースは今オフシーズンに、いくつかの重要な決断を下さなければならない」
今オフ、ドジャースの選手でフリーエージェント(FA)になる選手が9人いる。クリス・ブービッチ投手、ブルスダー・グラテロル投手、エリック・ラウアー投手、エバン・フィリップス投手、ブレイク・トライネン投手、アレックス・ベシア投手、タリク・スクーバル投手、キケ・ヘルナンデス内外野手、そして現役引退のミゲル・ロハスだ。
「すでに多くの議論が飛び交っているスクーバルには、ここでは触れないでおこう。スクーバルを除く選手のなかで、手放したくない選手はほかにもいる」
このように話を続けた同メディアは、「失ってはいけないFA」として30歳左腕ベシアの名前を挙げた。「2021年に加入して以降、球団にとって欠かせない存在となっている。21年に41試合に登板して以降、22年以降のシーズンでいずれも56試合以上に登板。直近3シーズンは67試合、68試合、72試合と3年連続で自己最多登板数を更新している。26年シーズンは58イニングを投げて、防御率2.64、74奪三振だ」と、リリーフ左腕の働きぶりを強調した。
「ベシアはブルペンの主力投手となり、毎年、チームにとって最も重要なリリーフ投手のひとりとして静かに貢献してきた。21年から23年までは毎年1セーブずつ記録していたが、この3シーズンで13セーブを挙げている。26年に365万ドル(約5.8億円)を稼いだが、今年は昇給が見込まれている。スポーツ選手の契約や給与に特化したメディア『Spotrac』は、ベシアが今後の2年間で1410万ドル(約22億円)の契約を結ぶと予測。契約額がそれを上回る可能性も十分にある。ドジャースは何人かのブルペン投手を失うが、左の要としてベシアを呼び戻すのは賢明な判断だろう。ちなみにベシアはドジャースとの契約を希望しているという」
このようにベシアを高評価した同誌は、一方で「失ってもいいFA」についても言及。35歳のベテラン、キケ・ヘルナンデスを挙げている。
「ユーティリティーのキケは、13年のキャリアで一度もオールスターに選ばれたことがない。通算OPSは.706だ。それにもかかわらず、20年以降のドジャースの3度のワールドシリーズ優勝において、最も重要なメンバーのひとりだった」
"ミスター・オクトーバー"との愛称があるように、ポストシーズンにめっぽう強く、何度もチームの勝利に貢献してきた。ポストシーズン出場97試合はドジャース史上最多で、ポストシーズン通算17本塁打のうち、12本をドジャース時代に放っている。
「とはいえ近年は健康状態を維持するのに苦労してきた。今年はレギュラーシーズンでわずか41試合にしか出場できず、ポストシーズンでは14打数1安打に終わった。35歳のキケにとって、全盛期は過ぎ去った。とくに野手陣の若返りを必要としているドジャースにおいて、長年ドジャースファンに愛されてきたキケの居場所はない」
キケは過去に「ドジャース以外でプレーしない」と語っていた。ドジャースとキケは、今オフにどのような決断を下すのか。
構成●THE DIGEST編集部
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