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アロザレーナ、鈴木誠也ではなく…「T・ヘルナンデスという解決策」レッドソックス専門メディア、ドジャースの強打者獲得を熱望「最善の資金活用法」

THE DIGEST編集部

2026.10.28

レッドソックス専門メディアが、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスの獲得を熱望した。(C)Getty Images

「レッドソックスにとって、今オフシーズンの最優先事項は右打席からのパワーアップだ。昨冬にピート・アロンソの獲得に失敗し、トレード期限ギリギリでカーティス・ミードを獲得したものの、すぐに左手首を骨折してシーズン残りを棒に振ることになった。端的に言えば、クレイグ・ブレスロウGMによる球団最大の攻撃力不足の解消に向けた試みは、惨憺たる失敗に終わっている」

 このようにボストン・レッドソックスの2026年シーズンを振り返ったのが、球団専門メディア『BoSox Injection』だ。今オフの補強ポイントを右の強打者とした同メディアは、27年に復帰するミードでは不十分とし、ジャレン・デュランの退団を予想したうえで、デュランの後継者を補強するように求めた。

「ディランの後任は誰か。ランディ・アロザレーナがフリーエージェントの最有力候補として注目を集めているが、彼を巡っては東海岸の大都市圏の巨大球団が争奪戦を繰り広げると予想され、レッドソックスが最高額の入札者になる可能性は低いように思われる。シカゴ・カブスからフリーエージェントとなった鈴木誠也についても、同様の懸念が当てはまる」

 そこで同メディアは「それなら、トレード市場に目を向けるのが最善策かもしれない。ロサンゼルス・ドジャースは34歳のベテラン強打者、テオスカー・ヘルナンデスという解決策を提示できる可能性がある」と、ドジャースの右打者の名前を挙げた。

 
「昨冬、ヘルナンデスのトレードの噂が初めて浮上したが、ドジャースは様子見の姿勢を崩さなかった。トレード期限が近づくにつれ、再び噂が囁かれたが、ロサンゼルスは34歳のヘルナンデスをやはり手放さなかった。しかし今、ヘルナンデスは契約最終年を迎えており、ドジャースのトッププロスペクトであるホスエ・デポーラの台頭によって、ついにロサンゼルスから追い出される可能性が出てきた」

 T・ヘルナンデスは、24年オフにドジャースと3年6600万ドル(約104億円)で契約。しかし、25年には打率.247、出塁率.284、長打率.454、25本塁打、続く26年も怪我に悩まされ、打率.267、出塁率.334、長打率.425、16本塁打と期待に応えられず、打撃のほか守備面でも酷評されている状況だ。

 それでも同メディアはT・ヘルナンデスを熱望。「26年も平均以上の強打率、打球速度、バレル率を記録した。全盛期のように、もっと頻繁にボールを高く打ち上げることができれば、きっと大丈夫だろう。フェンウェイ・パークでは、まさに理想的な選手になるはずだ」

 契約年数が残るため獲得する場合はトレードになるが、「ドジャースが無償で手放すことはないだろうが、見返りに大金を要求する立場でもない。ドジャースの組織強化に役立つ中堅クラスの有望株を1、2人獲得できれば十分だろう。結局のところ、ヘルナンデスとフリーエージェントの先発投手を組み合わせることが、レッドソックスが抱える最大の課題を解決するための最善の資金活用法と言える」と見通した。

 右の強打者を補強したいレッドソックスが、デポーラの台頭で立場が危ぶまれているT・ヘルナンデスを獲得するのか。ワールドシリーズの熱戦が続いているなか、各球団の補強動向が、連日の米メディアで報じられている。

構成●THE DIGEST編集部
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