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プロ野球

秋季キャンプは春と何が違う? 東大→ロッテでプレーの元ソフトバンク取締役が解説「春は使える選手を選ぶ。秋は…」才能を開花させた選手にも言及

THE DIGEST編集部

2026.11.01

巨人を経て現在はブルージェイズでプレーしている岡本和真。巨人時代3年目の秋季キャンプで急成長したと言われる。(C)Getty Images

巨人を経て現在はブルージェイズでプレーしている岡本和真。巨人時代3年目の秋季キャンプで急成長したと言われる。(C)Getty Images

 NPBの各球団は現在、多くのチームが秋季キャンプに入っている。毎年2月1日から始まり、選手のパフォーマンス向上やメンバー選考などを目的とする、意図が分かりやすい春季キャンプと比べ、その狙いなどの把握が難しい面もある。そんな練習について、異例のキャリアを持つ元プロ野球選手が説明した。

 東京大から千葉ロッテマリーンズに入り、引退後にはコロンビア大学経営大学院でのMBA取得や、福岡ソフトバンクホークスの取締役などを歴任した小林至氏が、自身のYouTubeチャンネルで、「球団には外から補強する方法と、今いる選手を伸ばす方法があります。秋季キャンプは後者、今いる選手を伸ばすための投資です」と切り出す。

 そして「春は、使える選手を選ぶ場所。秋は、使える選手を増やす場所」と違いを明らかにし、秋は「試合の結果を気にして先送りしていた課題に取り組む感じ。打撃フォーム、投球動作、新しい変化球、こういった、技術を変える場所」と述べた。参加は選手全員ではなく、以下のような違いがあるという。

「若いから参加、ベテランだから免除というのが、一般論です。そんな単純ではなく、今年どれだけ働いたかとか、どんな課題があるかとか、身体の状態などを重ねて考えます。だから若手でも、フル稼働したら休養になるし、主力でも改造が必要なら練習します」
 
 そして秋季キャンプで実力を伸ばした典型例に、岡本和真(トロント・ブルージェイズ)を挙げる。読売ジャイアンツで高卒3年目の2017年には15試合の出場で打率.194、0本塁打だった右打者は、翌年にスタメンに定着。打率.309、33本塁打、100打点と一気に飛躍した。

 小林氏は「ちょうど、年齢的にブレイクする時期だったのかもしれない。だけど、秋季キャンプをきっかけに翌年、大ブレイクした1つの有名な事例」と、振り返った。

 選手たちは来季に向けた実力アップを目的に、さまざまな形で強化をしている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】小林至氏が秋季キャンプの意義を語る
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